近刊検索 デルタ

2017年10月27日発売

KADOKAWA

届かなかった手紙 原爆開発「マンハッタン計画」科学者たちの叫び

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内容紹介
「いま、シラードを知っているアメリカ人はほとんどいない」――。 巨大な爆弾製造の可能性を予見し、「ナチスに対抗するために、アメリカでも原子力爆弾の研究が必要です」とアインシュタインに手紙を書かせたハンガリー生まれのユダヤ系物理学者、レオ・シラード。彼は原爆投下の直前、トルーマン大統領宛に、無警告使用に反対する七〇名の科学者の署名を集めた。製造をたきつけておきながら、なぜ使用を止めようとしたのか。そんな人物がなぜ歴史から葬られているのか。署名はその後どうなったのか。 本書ではシラードの請願書に署名した科学者をはじめ、彼を知る人物を中心に直接取材を実施。彼の名が消えた理由、そして、総費用二兆円、関わった労働者11万人余と言われるマンハッタン計画の本質とは。それは、すなわち原爆とはなんであったかという問の答えでもあった。 <目次> 序文 第一章 突然の、旅の始まり 第二章 ユダヤ系科学者とマンハッタン計画の濃密 第三章 予知する天才科学者の光と影 第四章 消された声 第五章 署名科学者の、あのときから今日まで 第六章 現代の“シラード”たち 第七章 旅の終わり、ヒロシマ 跋文
著者略歴
大平 一枝(オオダイラ カズエ)
長野県生まれ。著書に『東京の台所』『男と女の台所』『もう、ビニール傘は買わない。』(平凡社)、『あの人の宝物』『紙さまの話~紙とヒトをつなぐひそやかな物語』(誠文堂新光社)、 『見えなくても、きこえなくても。~光と音を持たない妻つ育んだ絆』(主婦と生活社)ほか多数。ウエブ連載に『沖縄陸軍病院南風原壕を“奇跡の戦跡”にした男たち』(幻冬舎PLUS)、『東京の台所』(朝日新聞デジタル&w)などがある。

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