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2018年2月25日発売

講談社

エッセンシャル タンパク質工学

KS生命科学専門書
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内容紹介
本書では,最先端の知識や技術を含め,タンパク質工学について体系的に学べます。
第1章ではタンパク質工学の目的および意義について説明しました。
第2章ではタンパク質を構成するアミノ酸の性質やタンパク質の基本的な性質について,第3章ではタンパク質の基本的な取り扱い方法である細胞などからの抽出と精製・分析方法について,第4章では精製タンパク質のさまざまな構造決定方法について学びます。
第5章ではタンパク質の生合成と分解の基礎について学び,第6章ではタンパク質を構成するポリペプチド鎖が,どのように高次構造を形成するのか,そしてどのような機構でそれぞれが機能する場所へと運ばれるのかについて翻訳後修飾を含めて学びます。
第7章では触媒活性をもつタンパク質である酵素について基本的な性質を学び,さらに,第8章ではタンパク質工学の研究手法として重要な遺伝子工学について,第9章ではタンパク質をどのようにさまざまな細胞で発現させるのかについて最新の方法を含めて学びます。
最後に,第2章から第9章までで学んだ知識や技術が,実際にどのように生かされているかを,第10章では酵素を中心に,第11章では機能タンパク質・構造タンパク質を中心に,具体的な研究例をもとに理解します。
タンパク質工学は現代のライフサイエンス,バイオテクノロジーの分野において重要な位置づけにあります。本書は「工学」として一本筋を通し,基礎と最先端の応用がつながるように努めました。学部生の教科書としても,異分野の方の参考書としてもお薦めします。
目次
第1章 序章
第2章 アミノ酸とタンパク質の構造と性質
2.1 アミノ酸の構造と性質
2.2 タンパク質の構造と性質
第3章 タンパク質の抽出・精製と分析
3.1 タンパク質の抽出と分離,濃縮
3.2 タンパク質の精製
3.3 ポリアクリルアミドゲル電気泳動によるタンパク質の純度評価
3.4 タンパク質の定量法
第4章 タンパク質の構造決定
4.1 一次構造の決定法
4.2 二次構造の決定法
4.3 高次構造の決定法
4.4 構造データベースの活用
第5章 タンパク質の生合成と分解
5.1 核酸の構造
5.2 複製
5.3 転写
5.4 翻訳
5.5 タンパク質の分解
第6章 タンパク質の構造形成と輸送
6.1 タンパク質の翻訳後修飾
6.2 分子シャペロンによるタンパク質のフォールディング
6.3 シグナルペプチドによるタンパク質の輸送とフォールディング
第7章 酵素としてのタンパク質
7.1 酵素の分類
7.2 活性化エネルギーと遷移状態
7.3 酵素反応速度論
7.4 酵素反応の反応機構
7.5 補酵素
7.6 酵素の阻害
7.7 酵素活性の制御
7.8 抗体酵素
第8章 遺伝子工学
8.1 遺伝子工学の基礎
8.2 遺伝子の増幅と分析法
8.3 遺伝子クローニング
8.4 遺伝子への変異導入法
第9章 遺伝子発現とタンパク質精製
9.1 原核細胞におけるタンパク質の発現
9.2 真核細胞におけるタンパク質の発現
9.3 発現タンパク質の精製
第10章 タンパク質工学の実際1―酵素としてのタンパク質
10.1 酵素工学を構成する技術
10.2 酵素の機能改変
10.3 タンパク質工学に基づく酵素の構造と機能の解析
第11章 タンパク質工学の実際2―機能/構造タンパク質
11.1 金属タンパク質
11.2 膜タンパク質
11.3 蛍光タンパク質
11.4 立体構造と機能の関係
著者略歴
老川 典夫(オイカワ タダオ)
関西大学 化学生命工学部 生命・生物工学科 教授
大島 敏久(オオシマ トシヒサ)
大阪工業大学 工学部 生命工学科 教授
保川 清(ヤスカワ キヨシ)
京都大学 大学院農学研究科 食品生物科学専攻 教授
三原 久明(ミハラ ヒサアキ)
立命館大学 生命科学部 生物工学科 教授
宮原 郁子(ミヤハラ イクコ)
大阪市立大学 大学院理学研究科 物質分子系専攻 准教授

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを使用しています。

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