近刊検索 デルタ
このエントリーをはてなブックマークに追加
内容紹介
本当の戦国の風景を、描きたかった。 「合戦のディテールと迫力、謎とどんでん返しというミステリー要素。呪いが信じられる土俗的世界と貨幣が流通する近代的世界がせめぎ合う独自の戦国を見事に作り出した圧巻のデビュー作だ」(末國善己 文芸評論家) 最強武田家のルーツを描く、女流ヒストリーテラーのデビュー長編小説。 兄のために生き、兄のために死ぬ。 信玄以前の武田家に、最強の虎と牙がいた。 武田信玄の父・信虎の謎の弟、勝沼信友。「山の民」として育てられたその男は、自らに流れる血の運命にのみ込まれていく。一方、罪を犯して流浪の末武田家に仕官した足軽大将の原虎胤は、その武勇から「鬼美濃」と恐れられ、外様ながら家中で重きをなしていく。乱国甲斐の統一を目指す武田信虎を挟んで、二人の男がある「呪」を背負いながら戦場を駆け巡る――。
著者略歴
武川 佑(タケカワ ユウ)
武川佑(たけかわ・ゆう) 1981年神奈川県生まれ。立教大学文学研究科博士課程前期課程(ドイツ文学専攻)卒。書店員、専門紙記者を経て、2016年、「鬼惑い」で第1回「決戦!小説大賞」奨励賞を受賞。甲斐武田氏を描いた書き下ろし長編の本書がデビュー作となる。

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを使用しています。