
本体価格:600円+税
判型:文庫
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内容紹介
三十余年ぶりに生育の町を訪れた“私”が、その地で見たものは、一瞬の夢幻だったのか――。昏い過去との再会と訣別を、格調高い筆致で描く鮮烈なる表題作ほか、北町貫多の同居女性に対する改悛の情とその後を語る「畜生の反省」など、無頼の私小説作家の名調子が冴える、六篇の短編集。(『痴者の食卓を改題』)
私小説作家の新境地。苛烈なる“生”の小説集。
私小説作家の新境地。苛烈なる“生”の小説集。
目次
人工降雨
下水に流した感傷
夢魔去りぬ
痴者の食卓
畜生の反省
微笑崩壊
下水に流した感傷
夢魔去りぬ
痴者の食卓
畜生の反省
微笑崩壊
著者略歴
西村 賢太(ニシムラ ケンタ)
1967年7月、東京都江戸川区生まれ。中卒。
2007年『暗渠の宿』で野間文芸新人賞を、2011年「苦役列車」で芥川賞受賞。刊行準備中の『藤澤清造全集』を個人編輯。文庫版『根津権現裏』『藤澤清造短篇集』を監修。
著書に『どうで死ぬ身の一踊り』『二度はゆけぬ町の地図』『小銭をかぞえる』『廃疾かかえて』『随筆集 一私小説書きの弁』『人もいない春』『寒灯・腐泥の果実』『西村賢太対話集』『小説にすがりつきたい夜もある』『一私小説書きの日乗』『東京者がたり』『棺に跨がる』『無銭横町』『形影相弔・歪んだ忌日』『蠕動で渉れ、汚泥の川を』『芝公園六角堂跡』などがる。
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週刊コミタン! 2018/04/15号
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