近刊検索 デルタ

9月19日発売予定

講談社

おるもすと

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内容紹介
もうほとんど何もかも終えてしまったんじゃないかと僕は思う。

僕は「こうもり」と呼ばれ、崖っぷちの家でひとりで暮らしながら、石炭を選り分ける仕事をしている。高級な石炭である〈貴婦人〉を見つけ出す天才だった祖父が亡くなり、家と仕事を引き継いだのだ。机と電話機しか置いていない〈でぶのパン屋〉の固いパンを毎日食べるようになったある日、公園のベンチで居合わせた体格のいい男のひとに英語で話しかけられたが、意味はさっぱり理解できなかった。長い長い話の最後に、彼はひと言「おるもすと」と云った――。

世田谷文学館開館20周年記念企画として限定販売され完売した幻の作品に、書き下ろしエッセイを加えた特別版!
著者略歴
吉田 篤弘(ヨシダ アツヒロ)
吉田篤弘(よしだ・あつひろ) 1962年東京生まれ。作家。小説を執筆するかたわら、クラフト・エヴィング商會名義による著作とデザインの仕事を続けている。著書に『フィンガーボウルの話のつづき』『つむじ風食堂の夜』『それからはスープのことばかり考えて暮らした』『レインコートを着た犬』『木挽町月光夜咄』『電氣ホテル』『台所のラジオ』『金曜日の本』『神様のいる街』『あること、ないこと』『雲と鉛筆』『おやすみ、東京』など多数。

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを使用しています。

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