近刊検索 デルタ

2018年5月30日発売

東京大学出版会

出版社名ヨミ:トウキョウダイガクシュッパンカイ

憲政から見た現代中国

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内容紹介
国家の根本法である憲法はいかにあるべきか.社会主義を選択した中国において,民主主義やそれを制度化する憲政がどのように扱われ,認識されてきたのか.20世紀から現代を射程に近現代中国を,憲政をキーワードに日中の研究者が香港・台湾との関連もふまえて歴史的に考察する.
目次
序論 光緒新政から改革開放へ(中村元哉)

第I部 歴史のなかの中国憲政
第1章 清室優待条件から見た民国初期の憲政体制(村田雄二郎)
第2章 デモクラシーとミリタリズム——民国知識人の軍事・社会観(小野寺史郎)
第3章 中国憲政とハンス・ケルゼン——法治をめぐって(中村元哉)
第4章 現代中国法学教育の起源(王貴松/杉谷幸太訳)

第II部 社会主義憲政の模索
第5章 法学・政治学者と一九五四年憲法の制定(孫宏雲/戸部 健訳)
第6章 社会と選挙——一九五四年の人民代表大会選挙を中心として(水羽信男)
第7章 団結,憲法,四つの現代化—— 一九七五年の歴史的意味(孫揚/泉谷陽子訳)

第III部 中華圏に播かれた憲政の種
第8章 憲政史の断絶と連続——民国期の遺産(章清/村田雄二郎訳)
第9章 経済学者と社会主義憲政論—— 一九五七年の意見書草稿をめぐって(久保 亨)
第10章 台湾憲政文化のための歴史記憶——『自由中国』を中心として(潘光哲/森川裕貫訳)
第11章 自由なくして生きる道なし—— 一九五〇年代の香港と『自由陣線』(區志堅/古谷 創訳)

関連年表

Reconsidering Modern China: A Constitutional Perspective
Motoya NAKAMURA, Editor
著者略歴
中村 元哉(ナカムラ モトヤ nakamura motoya)
タイトルヨミ
カナ:ケンセイカラミタゲンダイチュウゴク
ローマ字:kenseikaramitagendaichuugoku

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