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8月4日発売予定

鹿島出版会

消えゆくアジアの水上居住文化

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内容紹介
アジアの水辺に残る、多様性を極めながらも個にして普遍的な水辺の暮らしと、
近代化のうねりを受け、その変容する姿を見つめる――。
アジアの水上住居は原始的のようでいて、環境と一体化する生活空間は今日的な示唆に溢れている。自然の脅威を回避し、快適で持続可能な環境をつくる知恵は伝統文化の賜物である。しかし、急速な都市化の波でこうした空間がいま減少しつつある。10年前は萌芽にすぎなかった現代社会との摩擦に注視しながら、価値あるアジアの環境的な空間づくりをフィールドワークの成果からビジュアルに読み解く。失われつつある貴重な生活文化の記録。小社好評既刊『アジアの水辺空間』の続編。
目次
序にかえて
Chapter1 消えゆく水上居住
Chapter2 アジアの水上の暮らしと住居の変化
 フィリピン・パラワン島のバランガイ
 インドネシア・フローレス島の元漂海民集落
 タイ・パンイ島の海上集落
 カンボジア・トンレサップ湖の湖上集落
 インドネシア・テンペ湖の浮家住居
Appendix 日本の水辺の暮らし
 舟小屋の変化
 消えゆく川面の牡蠣船
著者略歴
畔柳 昭雄(クロヤナギ アキオ)
畔柳昭雄(くろやなぎ・あきお) 1952年、三重県生まれ。 日本大学理工学部建築学科卒業。 同大学院理工学研究科建築学専攻博士課程修了。専攻は海洋建築工学。工学博士。 日本大学理工学部教授を務め、現在、同大学特任教授。 著書に『アジアの水辺空間――くらし・集落・住居・文化』(鹿島出版会、1999年・日本沿岸域学会出版文化賞受賞)、『海水浴と日本人』(中央公論新社、2010年)など多数。 主な作品に〈アルミの海の家Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ〉(2004年、05年・イタリアアルプロゲットアワード受賞、06年)、〈茶室一瞬亭〉(2016年)など。
市川 尚紀(イチカワ タカノリ)
市川尚紀(いちかわ・たかのり) 1971年、東京都生まれ。 東京理科大学工学部建築学科卒業。専攻は建築計画学。博士(工学)。 内井昭蔵建築設計事務所、近畿大学工学部建築学科講師を務め、現在、同大学准教授。 主な著書に『水辺のまちづくり――住民参加の親水デザイン』(技報堂、2008年)、 主な作品に〈環境共生型木造実験住宅〉(2008年)など。
舟岡 徳朗(フナオカ トクロウ)
舟岡徳朗(ふなおか・とくろう) 1980年、群馬県生まれ。 日本大学理工学部海洋建築学科卒業。 同大学院理工学研究科海洋建築工学専攻修了。 畔柳研究室在籍時に、畔柳昭雄・親水まちづくり研究会編『東京ベイサイドアーキテクチュアガイドブック』(共立出版、2002年)、畔柳昭雄・渡邉裕之・日本大学畔柳研究室編『海の家スタディーズ』(鹿島出版会、2005年)を共同執筆。〈アルミの海の家Ⅰ〉を共同で設計施工。 現在、株式会社大林組に勤務。

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを使用しています。

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