近刊検索 デルタ

2017年11月25日発売

勁草書房

ガバナンスとリスクの社会理論

機能分化論の視座から
このエントリーをはてなブックマークに追加
内容紹介
ガバナンス改革により企業やNGOといった民間セクターも統治主体としての政治的・社会的役割を担うようになった。流動性と不確定性が増大した現代社会では、発生する問題をリスクとして認識し、管理することが求められている。では実際のところ、企業や行政などの多様な領域において、リスク管理はどのように捉えられているのだろうか。
目次
はじめに 第1章 現代的ガバナンスの形成と政治システムの変容[正村俊之]  1 近代国家の統治  2 1980年代のパブリック・ガバナンス  3 1990年代以降のパブリック・ガバナンス  4 コーポレート・ガバナンス改革  5 ガバナンス改革とリスク管理  6 ガバナンス改革と政治システムの変容 第2章 ソサエタル・ガバナンス──機能分化社会におけるガバニングのかたち[高橋徹]  1 はじめに  2 現代社会におけるソサエタル・ガバナンス  3 ソサエタル・メディアと社会  4 機能分化社会におけるガバニングのかたち 第3章 「リスク・ガバナンス」のフレームワークとその課題[小松丈晃]  1 はじめに──システミック・リスクへの対応  2 「リスク」の区別──単純・複雑・不確実・多義的  3 リスク・ガバナンスの要素  4 リスク・ガバナンスと「機能分化」──誰が区別するのか 第4章 宗教とリスクの交錯──世俗化論の変容をとおしてみた諸相[荒川敏彦]  1 リスク論の世俗論的性格と世俗化論的性格の変容  2 世俗化論の受難  3 世俗化論の修正  4 宗教とリスク  5 ポスト世俗化論における宗教とリスク 第5章 科学技術のリスクと無知の螺旋運動[正村俊之]  1 科学技術の両義性  2 科学と技術の分離  3 科学技術の誕生と機能分化の変容  4 科学技術のリスクと知の螺旋運動  5 リスク対策のパラドックス あとがき
著者略歴
正村 俊之(マサムラ トシユキ)
正村 俊之(まさむら としゆき) 1953年生まれ. 東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学. 大妻女子大学社会情報学部教授, 東北大学名誉教授. 著書に『情報空間論』(勁草書房, 2000年), 『変貌する資本主義――貨幣・神・情報』(有斐閣, 2014年)ほか.

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを使用しています。