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2018年2月9日発売

勁草書房

変わりゆく日本人のネットワーク

ICT普及期における社会関係の変化
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内容紹介
情報通信技術(ICT)は、対人関係や社会集団との関わりの変化の要因の一つと目され、個人のコミュニケーションの道具として発展、普及した側面が大きい。ICTの普及した日本社会において、社会関係はいかに変化したのか。1993年と2014年における山形市と朝霞市の2都市の調査により、この約20年の社会関係の変化を実証的に分析する。
目次
はしがき[石黒 格]

序章 21世紀の家族・コミュニティ変動論へ──21年後の朝霞・山形再訪[野沢慎司]

第1章 社会関係のなにが、なぜ変わったと考えられているか[石黒 格]
 1.社会関係は「衰退」したのか
 2.選択的関係の増加
 3.ICTは社会関係をどう変えうるか
 4.日本人の社会関係の変化について、なにがわかっているか
 5.我々の調査がなぜ必要だったか

第2章 ネットワーク・サイズの変化[石黒 格]
 1.ネットワーク・サイズの重要性
 2.ネットワーク・サイズの測定
 3.回帰モデルによる検討
 4.まとめと限界

第3章 親密な友人関係の変化[石黒 格]
 1.友人関係の詳細を見る
 2.物理的距離と接触頻度の変化
 3.関係の機能の変化
 4.まとめ

第4章 親密な友人関係における同類結合とその変化──時系列比較の観点から[赤枝尚樹]
 1.はじめに
 2.同類結合に関する研究
 3.変数と分析方針
 4.分析
 5.まとめと議論

第5章 親子の居住関係と接触頻度の変化[三田泰雅]
 1.はじめに
 2.親子関係に関する研究
 3.方法
 4.分析
 5.まとめと考察

第6章 家族意識の変化[三田泰雅]
 1.はじめに
 2.方法
 3.分析
 4.まとめ

第7章 サポート・ネットワークの変化[針原素子]
 1.サポート・ネットワークを検討する重要性
 2.サポート・ネットワークの測定
 3.世帯外サポート・ネットワークの変化
 4.まとめ

第8章 多様化するICT利用とネットワーク・サイズ──都市度とサポート利用可能性の視点から[小林哲郎]
 1.ICTの細分化とソーシャルメディア
 2.紐帯の強さと都市度
 3.携帯コミュニケーションと強い紐帯
 4.ソーシャルメディアと弱い紐帯
 5.データと分析の準備
 6.ネットワーク・サイズに対するICT利用の効果
 7.都市度によって異なる携帯通話の効果
 8.都市度によって異なるソーシャルメディア利用の効果
 9.まとめ

終章 何が変わり、何が変わらなかったのか[石黒 格]

人名索引
事項索引
著者略歴
石黒 格(イシグロ イタル)
石黒 格(いしぐろ いたる) 東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得満期退学. 博士(社会心理学). 現在:日本女子大学人間社会学部准教授. 主著:Ishiguro, I. (2016). Extroversion and neuroticism affect the right side of the distribution of network size. Social Networks, 44, 219-225. 『「東京」に出る若者たち:仕事・社会関係・地域間格差』(共著, ミネルヴァ書房, 2012), 『改訂 Stataによる社会調査データの分析:入門から応用まで』(編著, 北大路書房, 2014).

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを使用しています。

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