近刊検索 デルタ

2017年9月22日発売

国書刊行会

私の中のわたしたち――解離性同一性障害を生きのびて

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内容紹介
DV防止などの社会活動に取り組む弁護士でもある著者が、その実体験を交えて、自己回復までの道のりと、社会全体の取り組みをわかりやすい内容で説明し、レイプなどの性暴力被害者が示す典型的な解離反応に関しても深い示唆を与えてくれる。トラウマのサバイバー、支援者、性暴力や虐待問題に関心を持つすべての人の心に届く本であり、生きづらさを覚える万人のための応援歌となる一冊でもある。

著者オルガ・トゥルヒーヨは、品位と勇気をもって生きるとはどういうことか、その本当の意味を私たちに再認識させてくれる。家族によって加えられた残酷で不幸な性的虐待にもかかわらず、オルガが生きのびてきた物語は読むものすべての心を打つものであり、我々すべてを励ましてくれるものである。
――ロザリンド・ワイズマン(作家)
目次
読者の方々へ 
謝辞
はじめに 

第一部 生き抜くための忘却
第二部 暗闇から見えてきたこと 
第三部 開かれたドア 
第四部 逃げないことを学ぶ

おわりに 
解説     立命館大学教授 村本邦子 
訳者あとがき
著者略歴
オルガ・トゥルヒーヨ(オルガトゥルヒーヨ )
米国弁護士、コンサルタント、講師。 幼少期から十代にかけて、父や兄から性虐待を受け、DID(解離性同一性障害)を発症。自分が細かく分かれて存在している感覚が長く続き、人との信頼関係を築くのが難しかった。その後、よきパートナーを得て回復。「ジェンダーにもとづく暴力(女性に対する暴力)」防止の社会活動に立ち上がり、弁護士としてDV、子どもの虐待、性暴力被害、そしてトラウマの影響に関する取り組みに関わる。世界各地で講演会を開き、数々の栄誉ある賞を受賞。DIDを抱える多くの仲間のために、DIDへの理解をすすめようととりくむ。現在、パートナーのケイシー、犬たち、猫たちとともに、ウィスコンシン州の農場で暮らしている。
伊藤淑子(イトウヨシコ)
大正大学文学部教授 著書:『家族の幻影』(大正大学出版会、2004)、『史料で読むアメリカ文化史』(共著、東大出版会、2005)、『「アンクル・トムの小屋」を読む』(共著、彩流社、2007)、『アメリカ文学にみる女性改革者たち』(共著、彩流社、2010)、『ファンタジー、空想の比較文化』(新水社、2014) 訳書:マーガレット・フラー『19世紀の女性』(新水社、2013)、ジミー・カーター『アクションを起こそう』(共訳、国書刊行会、2016)

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを使用しています。

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