近刊検索 デルタ

2018年3月27日発売

人文書院

ナラ・レポート

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内容紹介
母さん、あの大仏をこわしてよ!


母を失くした居場所なき少年は、この世の権威を憎んでいた。その象徴をこわしたとき、男たちが作り上げた正史の余白から、いかなる物語が流れ出るのか。時空を超え、生死の境に降り立つ未踏の日本文学。



大仏を例えば「基地」なり「日本人」なり「原発」なりに置き換えれば、同じ構造が現代のそこかしこに存在している。

そして、存在しなかったことにされている生が、心情が、語られることのない物語として、聞こえない声で語り続けられている。

――星野智幸「声のかけらの氾濫」より
目次
ナラ・レポート

ヒグマの静かな海



声のかけらの氾濫 星野智幸
著者略歴
津島 佑子(ツシマユウコ)
津島佑子(つしま・ゆうこ) 1947年、東京都生まれ。白百合女子大学卒業。78年「寵児」で第17回女流文学賞、83年「黙市」で第10回川端康成文学賞、87年『夜の光に追われて』で第38回読売文学賞、98年『火の山―山猿記』で第34回谷崎潤一郎賞、第51回野間文芸賞、2005年『ナラ・レポート』で第55回芸術選奨文部科学大臣賞、第15回紫式部文学賞、12年『黄金の夢の歌』で第53回毎日芸術賞を受賞。2016年2月18日、逝去。

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