近刊検索 デルタ

2017年9月15日発売

淡交社

福島の磨崖仏、鎮魂の旅へ

このエントリーをはてなブックマークに追加
内容紹介
〈一千年余眠っていた「福島の磨崖仏」〉 福島に残された石仏や磨崖仏を知る人は少ない。南相馬市の大悲山石窟は日本の三代石仏と言われてきたが、知る人は少ない。東日本大震災後の発掘調査で、平安時代初期にさかのぼるものだということが近年の確認された。この地域には我が国でも珍しい装飾古墳や出土遺物など、南東北の古代が凝縮されている。中国・龍門石窟の盧舎那仏に似た7mもの千手観音坐像、自然石に彫られた十数体の石仏群、横穴墓を用いた磨崖仏など、六世紀以来のこの地域に残された歴史の連続面を、渡来文化との関係を交えつつ論じた意欲作。写真は名カメラマン大屋孝雄氏による撮り下ろし、磨崖仏に魅せられた古民芸研究家の尾久彰三氏による寄稿も収録。
著者略歴
青木 淳(アオキアツシ)
1965年東京都生まれ。専攻は日本美術史。 国際日本文化研究センター客員助教授、高知女子大学大学院助教授を経て現在、多摩美術大学美術学部教授 博士(学術)。高知県地域文化遺産共同調査・活用事業プロジェクト代表。著書に『遺迎院阿弥陀如来像像内納入品資料』(国際日本文化研究センター)、村井康彦編『京の歴史と文化1 雅』(講談社 共著)、水野敬三郎編『日本彫刻史基礎資料集成 鎌倉時代』(中央公論美術出版 共著)、『仏像の知られざるなかみ』(宝島社)、『日本仏像巡礼』(監修 徳間書店)、『いにしえの祈りのかたち 四国の仏像』(淡交社)など。香美市立美術館「古仏との対話」展、多摩美術大学美術館「祈りの道へ ―四国遍路と土佐のほとけ―」展監修。
大屋孝雄(オオヤタカオ)
1955年東京都生まれ。写真家。 日本各地の美術品・工芸品(国宝から民具まで)を対象とした美しい写真で知られる。骨董品を愛好し、近年は韓国の美術工芸にも目を向けている。おもな写真掲載図書は、『日本人形の美』『決定版日本の雛人形』『いにしえの祈りのかたち 四国の仏像』(淡交社)、『民芸とMingei』(晶文社)、『東北の伝承切り紙 ―神を宿し神を招く』『別冊太陽 古民具のある暮らし』(平凡社)、『丸ごと韓国骨董ばなし』(バジリコ)など多数。

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを使用しています。