近刊検索 デルタ

7月20日発売予定

東洋経済新報社

小説 曲直瀬道三 乱世を医やす人

乱世を医やす人
このエントリーをはてなブックマークに追加
内容紹介
信長、秀吉、光秀の命を預かり、家康に医術を授けた名医がいた。
誰も書けなかったその生涯がついに長編化!


 いつ寝首を?かれるかしれない戦国の世である。敵の大将を診ている医者に身を預ける行為は危険極まりないはずであった。しかし、多くの武将らが曲直瀬道三を頼ったという。

 織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の三傑をはじめ、天皇、足利将軍のほか、毛利元就、細川晴元、明智光秀、さらには千利休などが軒並み列挙される。よほど医術に長け、さらに人間的に信頼されていたにちがいない。

 わたしは医学・薬学の世界を執筆の分野と決めて、日本の医学史を紐解くうち曲直瀬道三に出会った。患者を診察し、病態をつかみ、薬を処方するという、今日行なわれている、この当たり前の医療を実践、体系化したのが道三だった。その上、初めての民間医学校を建設、多数の門人を育てている。

 市井の人々から多くの武将まで、わけへだてなく診た曲直瀬道三という医者は一体何者なのか。わたしはその生涯に深く興味を持った。それが本書を執筆する出発点だった。 (「あとがき」より)
目次
第1章 水雷の章
第2章 地沢の章
第3章 山風の章
第4章 天雷の章
第5章 天沢の章
第6章 風雷の章
第7章 地山の章
第8章 火水の章
著者略歴
山崎 光夫(ヤマザキ ミツオ)
山崎 光夫(ヤマザキ ミツオ) 昭和22年福井市生まれ。早稲田大学卒業。TV番組構成業、雑誌記者を経て、小説家となる。昭和60年『安楽処方箋』で小説現代新人賞を受賞。特に医学・薬学関係分野に造詣が深く、この領域をテーマに作品を発表している。主な著書として、『ジェンナーの遺言』『精神外科医』『ヒポクラテスの暗号』『サムライの国』『風雲の人 小説・大隈重信青春譜』『北里柴三郎 雷と呼ばれた男』『開花の人 福原有る信の資生堂物語』など多数。エッセイ・ノンフィクションに『元気の達人』『病院が信じられなくなったとき読む本』『日本の名薬』『老いてますます楽し 貝原益軒の極意』『薬で読み解く江戸の事件史』ほかがある。平成10年『薮の中の家 芥川自死の謎を解く』で第17回新田次郎文学賞を受賞。「福井ふるさと大使」も務めている。

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを使用しています。

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを利用しています。