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2017年9月22日発売

東洋経済新報社

人類一万年の文明論

環境考古学からの警鐘
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内容紹介
森を破壊する西洋型文明から、生命の水と森を守る日本型文明へ 日本の環境考古学の権威で環境史観の提唱者による文明論の集大成 いつしか世界は自然を一方的に収奪・搾取し、お金儲けすることが最高だとする経済学に支配され、自然と共生する歴史観・文明史観は古いタイプのものとしてさげすまれてきた。だが、このまま自然収奪・搾取型の文明で突き進んでいけば、人類は西暦2050年頃に危機を迎えることになる。日本人は自然と持続的に生き続ける歴史観・文明史観とライフスタイルを、縄文時代以来とり続けてきた。日本人が大切にしてきた、①生命の水の循環を維持し、②自然への畏敬の念を持ち、③他者の幸せを願い、④資源の循環的利用を考える文明社会を構築してこそ、人類はこの美しい地球で千年も万年も生き延びることが可能になるかもしれない。(「本文より要約抜粋」) 【主な内容】 ・地球の王者の食/・年縞に秘められた謎/・地球の大いなる誤算/・イエスの年縞/・中世温暖期の平氏と源氏/・環太平洋文明圏/・コロンビアの熊野古道/・熱帯林は緑の魔境ではない/・サルスベリの花の記憶/みちのくの未来/・森の長城作戦/・環太平洋の災害と文明/・富士山と三保松原が世界文化遺産になった/・ポスト3・11は生命文明の時代/・日本文明のエートスを世界へ
目次
はじめに 第1章 環境考古学 第2章 環太平洋文明 第3章 災害と文明 第4章 富士山と地球環境史ミュージアム 第5章 生命文明の時代 第6章 未来に向かって あとがき
著者略歴
安田 喜憲(ヤスダ ヨシノリ)
安田 喜憲 (ヤスダ ヨシノリ) 立命館大学環太平洋研究センター長 1946年三重県生まれ。東北大学大学院理学研究科修了。理学博士。広島大学助手、国際日本文化研究センター教授、東北大学大学院教授を経て、現在、ふじのくに地球環境史ミュージアム館長、立命館大学環太平洋文明研究センター長、国際日本文化研究センター名誉教授。スウェーデン王立科学アカデミー会員。紫綬褒章、中日文化賞、中山賞大賞、東海テレビ文化賞など受賞。著書に『稲作漁撈文明』(雄山閣、2009年)、『山は市場原理主義と闘っている』(東洋経済新報社、2009年)、『環境考古学への道』(ミネルヴァ書房、2013年)、『一万年前』(イースト・プレス、2014年)、『ミルクを飲まない文明』(洋泉社歴史新書、2015年)、『日本神話と長江文明』(雄山閣、2015年)、『環境文明論:新たな世界史像』(論創社、2016年)、『森の日本文明史』(古今書院、2017年)ほか多数。

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