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2017年9月26日発売

日本経済新聞出版社

ブロックチェーンの未来

金融・産業・社会はどう変わるのか
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内容紹介
■本当のところどうなのかを解説 仮想通貨を支えるテクノロジー、ブロックチェーンが注目を集めつつある。技術は未熟な面があるが、通貨、金融サービス、契約・取引、IoTなど、経済社会の広範な分野に破壊的なインパクトをもたらす可能性があります。 ■豪華な執筆陣がわかりやすく、包括的に解説。実務的・学術的関心にも応えます。 本書は、金融・フィンテック事情に詳しい翁百合氏、柳川範之氏、岩下直之氏の3氏をはじめ、経済学、法律、銀行、証券、ITなど各分野の実務担当者、官庁の担当者が一堂に会して、ブロックチェーンの可能性を解説します。本書にはつぎのような特色があります。 ★わかりやすさ:本書は、ブロックチェーンを技術面から解説するのではなく、その特徴やメリット。その分類、課題や実践例などを平易に解説し、広く社会への影響をとらえるものです。 ★包括性:ビットコインに代表される仮想通貨、国際送金などの金融サービス、企業のサプライチェーンへの応用、電子政府への導入など、さまざまな応用事例を具体的に、包括的に紹介。日本の実証実験の状況はじめ、海外の事例を豊富に取り上げます。 ★実務的な関心に応える:各分野でブロックチェーン応用の実証実験に取り組んだ当事者が、執筆に参加しています。そのため、実務に即して何が課題なのか、どのような可能性が開けるのか、実践的観点に役立つ内容になっています。官庁の担当者も執筆に加わっているので、日本政府の姿勢もわかります。 ★学術的な関心にも応える:金融政策や金融規制、金融システムとの関連、法的な枠組みとの関係、経済学の契約理論からどのように説明できるのかなど、学術面も含めたより深い知的な関心にも応えるものです。 ★ブロックチェーンが社会を変えていく様を展望した「未来年表」のほか、用語解説集も盛り込み、充実した内容になっています。
目次
第Ⅰ部 ブロックチェーンは社会をどう変えるか 第1章 ブロックチェーンの特徴とメリット 第2章 ブロックチェーンの実用例 第3章 ブロックチェーンを社会基盤とするために  第Ⅱ部 金融はブロックチェーンでどう変わるのか 第4章 仮想通貨のこれまでと未来 第5章 ブロックチェーン技術/分散型台帳技術をめぐる銀行界の取り組み 第6章 銀行の勘定系システムのブロックチェーン実証実験:成果と課題 第7章 中央銀行からみたブロックチェーン 第8章 仮想通貨・ブロックチェーン技術に関する金融庁の取り組み 第9章 FinTechの課題と対応の方向性について  第Ⅲ部 産業インフラとしてのブロックチェーンの可能性 第10章 証券取引の実証実験とスマートコントラクト:成果と課題 第11章 エバーレッジャー社、ダイヤモンド市場への挑戦 第12章 IoTを活用したブロックチェーンの発展可能性 第13章 経済学的にみたスマートコントラクト:不完備契約との関係について 第14章 スマートコントラクトの法的側面について 第15章 シリコンバレーから見るブロックチェーンのポテンシャルと課題 第16章 エストニア電子政府の取り組みについて Appendix ●第4部 データと資料でみるブロックチェーン 1.ブロックチェーンの未来年表(加納裕三) 2.The DAO事件とは 3.ビットフィネックス事件 4.参考文献 5.データ集
著者略歴
翁 百合(オキナユリ)
日本総合研究所副理事長、NIRA総合研究開発機構理事 1982年慶應義塾大学経済学部卒業。1984年慶應義塾大学大学院経営管理研究科修士課程修了後、日本銀行勤務。1992年日本総合研究所副主任研究員。同主任研究員、主席研究員、同理事をへて2014年から同副理事長。
柳川 範之(ヤナガワノリユキ)
東京大学大学院経済学研究科教授 1963年生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業、東京大学大学院博士課程修了(経済学博士)。慶應義塾大学経済学部専任講師を経て、現職。
岩下 直行(イワシタナオユキ)
東京大学大学院経済学研究科教授 1963年生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業、東京大学大学院博士課程修了(経済学博士)。慶應義塾大学経済学部専任講師を経て、現職。

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