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2018年2月1日発売

白水社

『リア王』の時代

一六〇六年のシェイクスピア
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内容紹介
英国が誇る「悲劇」の誕生!
 アーデン家もかかわりし火薬陰謀事件の翌年──1606年を、シェイクスピアの人生における重要な年として、ずばりクローズアップ! 『リア王』が書かれた時代背景を、つぶさに活写する歴史読み物。
 本書は、まず、1605年の秋にシェイクスピアが下宿近くの本屋で『レア王の真の年代記』という本を手にし、翌年それを悲劇『リア王』にするまでの経緯を物語ってゆく。そして、後半では、同じく1606年に『マクベス』や『アントニーとクレオパトラ』を書くに至る経緯も明らかにしてゆき、ジェイムズ朝の世界をあざやかに甦らせる!
 『一五九九年』にてサミュエル・ジョンソン賞を受賞したコロンビア大学教授が学問に命を吹き込んだ、まさに「小説のように読める珍しい学術書」(ポール・モルドゥーン、『タイムズ文芸付録』、「今年最良の本」)。とりわけ、ハッカー集団「アノニマス」の仮面として有名なガイ・フォークスの事件と『マクベス』との関連を解き明かす語りは秀逸。
 地図や家系図のほか貴重な図版も多数収録。シェイクスピア研究の第一人者ならではの詳しい訳注を付し、人名・事項事典を兼ねる索引も完備。
著者略歴
ジェイムズ・シャピロ(シャピロ)
1955年、ブルックリン生まれ。コロンビア大学を卒業後、シカゴ大学で修士号と博士号を取得し、現在コロンビア大学教授。これまでにも『ライバルの劇作家たち――マーロウ、ジョンソン、シェイクスピア』(1991)、『シェイクスピアとユダヤ人』(1996)などの研究書を上梓し、長年にわたりシェイクスピアやエリザベス朝文化を研究。2005年、『1599年――ウィリアム・シェイクスピアの生涯に於ける一年』でシアター・ブック賞とサミュエル・ジョンソン賞を受賞。
河合 祥一郎(カワイ ショウイチロウ)
1960年、福井県生まれ。東京大学教授。東京大学文学部英文科卒業。シェイクスピア研究の第一人者として、『リチャード三世』を野村萬斎と狂言化した『国盗人』をはじめ、『ヘンリー四世』『ウィンザーの陽気な女房たち』をもとにした文楽『不破留寿之太夫』、『家康と按針』(マイク・ポウルトンと共同脚本)などを執筆。

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを使用しています。

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