近刊検索 デルタ

2018年7月21日発売

白水社

パール・ハーバー(下)

恥辱から超大国へ
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内容紹介
「真珠湾大全」

 1941年12月8日、「われ奇襲に成功せり」という日本に対し、「卑怯な騙し討ち」にあった米国が、いかに「恥辱」を越えて現代の地位にまで至ったかを描く歴史読物。日米開戦前史から、日米の明暗を分けた真珠湾攻撃、史家ジョン・ダワーがいう「容赦なき戦争」、原爆投下までを3部で構成し、巻末に「評価と異論」を付す。本書は、米国のノンフィクション作家が、史料と証言を駆使して、両国の戦いの経緯と裏面を縦横に網羅した、まさに「真珠湾大全」というべき大著。
 第1部では、真珠湾攻撃に至るまでの前史が語られる。たんに歴史の流れを追うだけではなく、多様な逸話を盛り込み、日米の文化、価値観の相違にまで言及する。
 第2部では、実際の攻撃の様子が精細に描かれる。天皇、大統領から、政治家、将軍、前線兵士まで、人間模様や舞台裏が興味深く語られる。
 第3部では、米国による「リベンジ」から終戦、戦後のレガシーまでが語られる。
 巻末には「付録:真珠湾をめぐる判断と異論」として、現在という視点から考察する。地図・口絵写真収録。
著者略歴
クレイグ・ネルソン(ネルソン)
米国のノンフィクション作家。時代の画期となる歴史的事件をもっぱら取り上げ、具体的な細部情報をもとに、事実によって時代の空気(とその変化)を語る手法を多用する。ベストセラー作品となった、RocketMen(「ロケット・メン」)――「アポロ11号」による人類初の月面着陸がテーマ――でもそうした手法が用いられている。The Age of Radiance(「放射光の時代」)では、X線やキュリー夫人から語り始めて、「福島第一原発」までを取り上げ、「核時代の〝興亡〟」――もちろん「衰亡」パートを担うのは後者――を描いている(いずれも未訳)。

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを使用しています。

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