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2018年7月20日発売

勉誠出版

世界のなかの子規・漱石と近代日本

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内容紹介
正岡子規は、写生や俳句をどのような表現手法として考え、確立させ、創作を続けたのか。そしてそれは、夏目漱石にどのような影響を与えたのかを詳細に考察。
同時に、子規・漱石をはじめとした日本文学の翻訳状況や、世界からどのように読まれているのかの考察、近代文学と近代史をつなぐ論考から、近代日本をも再考する。
目次
はじめに

Ⅰ 子規・漱石の近代
写生の変容―子規と漱石における表象の論理 柴田勝二
『竹乃里歌』にみる明治二十八年の子規        村尾誠一
 文学する武器―子規の俳句革新          菅長理恵
【座談会】子規と漱石の近代日本     柴田勝二×村尾誠一×菅長理恵×友常勉

Ⅱ 世界から読む近代文学
「世界名著」の創出―中国における『吾輩は猫である』の翻訳と受容  王志松
子規と漱石―俳句と憑依 キース・ヴィンセント
永井荷風「すみだ川」における空間と時間の意義 スティーヴン・ドッド
【特別寄稿】フランスで日本古典文学を研究すること、教えること 寺田澄江

Ⅲ 文学と歴史の近代
痛みの「称」―正岡子規の歴史主義と「写生」  友常勉
「草の根のファシズム」のその後  吉見義明
社会的危機と社会帝国主義―「草の根のファシズム」と日本の1930年代  イーサン・マーク
著者略歴
柴田勝二(シバタショウジ)
1956年兵庫県生まれ。大阪大学大学院(芸術学)博士後期課程単位修得退学。大阪大学博士(文学)。現在東京外国語大学教授(日本文学)。思想・歴史への視座を取り込みつつ明治から現代にわたる近現代文学の研究・評論を幅広くおこなっている。 著書に『三島由紀夫 魅せられる精神』『〈作者〉をめぐる冒険』『漱石のなかの〈帝国〉』『中上健次と村上春樹』『夏目漱石 「われ」の行方』『私小説のたくらみ』などがある。

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを使用しています。

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