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2018年7月20日発売

法政大学出版局

レヴィナス著作集 3

エロス・文学・哲学
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内容紹介
リトアニアに生まれた青年は、ロシア語で詩を書き、ドイツ語で哲学を学び、フランス語で小説を夢見た。遺された二つの哲学的小説の試み『エロス/悲しき豪奢』『ヴェプラー家の奥方』をはじめ、青年期~壮年期レヴィナスの感性と経験、想像力を鮮やかに示す詩作品や創作ノートを初収録。ジャン=リュック・ナンシーによる序が、テクストの意味と固有性を当時の文学状況のうちに位置づける。
目次
はしがき

序 レヴィナスの文学的な〈筋立て〉【ジャン=リュック・ナンシー】

編集上の統一事項表
「連続版」に関する前書き

Ⅰ 『エロス』あるいは『悲しき豪奢』
 『エロス』あるいは『悲しき豪奢』(連続版)
 『エロス』のテクストの校訂についての注記
 『エロス』あるいは『悲しき豪奢』(生成版)

Ⅱ 『ヴェプラー家の奥方』
 『ヴェプラー家の奥方』(連続版)
 テクストの校訂についての注記
 『ヴェプラー家の奥方』(生成版)

Ⅲ エロスについての哲学ノート
 『エロスについての哲学ノート』の校訂に関する注記
 『エロスについての哲学ノート』
 第一の集合
 第二の集合
 第三の集合
 第四の集合
 第五の集合

Ⅳ 青年期のロシア語著作・その他
 ロシア語テクストの校訂に関する注記
 1.手帳(一九二一─一九二三年)
 2.散文テクスト
 3.詩と断章
 4.その他のテクスト

ロシア語テクストの補遺に関する注記

履歴書

詩人ハイーム・ナフマン・ビアリクの研究

訳者あとがき (渡名喜庸哲)
人名索引
著者略歴
E.レヴィナス(レヴィナス エマニュエル)
(Emmanuel Lévinas) 1906年リトアニアに生まれる。1923年から30年までフランスのストラスブール大学で哲学を学ぶ。この間、1928年から29年にかけてドイツのフライブルクに滞在し、フッサールおよびハイデガーのもとで現象学を研究、1930年フランスに帰化し、第二次大戦中はナチの捕虜収容所にフランス解放まで抑留される。戦後、世界イスラエル連盟管轄の東方イスラエル師範学校長を務めるとともに、ジャン・ヴァール主宰の「哲学コレージュ」で数多くの講演を行なう。1961年に『全体性と無限』にて国家博士号を取得、ポワチエ大学、パリ・ナンテール大学、ソルボンヌ大学で教鞭をとる。またシュシャーニ師よりタルムードの手ほどきをうけ、のちにフランス語圏ユダヤ知識人会議で恒例となるタルムード講話を行なった。1995年12月25日パリで死去。おもな著作に『フッサール現象学の直観理論』『実存の発見』『困難な自由』『聖句の彼方』『諸国民の時に』『われわれのあいだで』(法政大学出版局)、『全体性と無限』(国文社、岩波文庫)、『存在の彼方へ』(講談社学術文庫)、『実存から実存者へ』『倫理と無限』(ちくま学芸文庫)、『タルムード四講話』『タルムード新五講話』『観念に到来する神について』(国文社)、『固有名』『外の主体』(みすず書房)がある。
渡名喜 庸哲(トキナ ヨウテツ)
1980年生。東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学。パリ第7大学社会科学部博士課程修了。博士(政治哲学)。慶應義塾大学商学部准教授。フランス哲学、社会思想史。共著にArrachement et évasion: Levinas et Arendt face à l'histoire(Vrin, 2013)、訳書にナンシー『フクシマの後で』(以文社)、ブーレッツ『20世紀ユダヤ思想家』1・2・3巻(共訳、みすず書房)、ルゴフ『ポスト全体主義時代の民主主義』(共訳、青灯社)ほか。
三浦 直希(ミウラ ナオキ)
1970年生。東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程修了。博士(文学)。フランス思想・文学。慶應大学ほか非常勤講師。共著に『フランス現代作家と絵画』(水声社)ほか、訳書にレヴィナス『貨幣の哲学』『困難な自由』(共訳)、リオタール『言説、形象』(以上法政大学出版局)、ボルタンスキー/シャペロ『資本主義の新たな精神』(共訳、ナカニシヤ出版)、ボルタンスキー/テヴノー『正当化の理論』(新曜社)、シャンジュー/リクール『脳と心』、ブーレッツ『20世紀ユダヤ思想家』1・3巻(共訳、以上みすず書房)ほか。
藤岡 俊博(フジオカ トシヒロ)
1979年生。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。滋賀大学経済学部准教授。フランス哲学、ヨーロッパ思想史。著書に『レヴィナスと「場所」の倫理』(東京大学出版会)、訳書にブーレッツ『20世紀ユダヤ思想家』1・2巻(共訳、みすず書房)、カイエ『功利的理性批判』(以文社)ほか。

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