近刊検索 デルタ

2016年3月10日発売

法政大学出版局

出版社名ヨミ:ホウセイダイガクシュッパンキョク

歴史のなかの消費者

日本における消費と暮らし 1850-2000
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内容紹介
急速な産業化と近代化は、自給でまかなっていた日本人の生活にどのような影響を与えたのか。明治維新前夜から現代までの着物や砂糖、医薬品、炊飯器といった財の消費と、鉄道や郵便、通販、レジャーなどのサービスの消費に着目し、それにともなう変化を考察する。4か国の歴史家による国際的な共同研究の成果。より快適で豊かな暮らしを求めた人々の歴史とは。
目次
日本語版へのはしがき

第1章 日本の消費史の比較史的考察 (ペネロピ・フランクス/ジャネット・ハンター)

第I部 ジェンダー・家計・消費

第2章 日常生活における家事労働の役割 (谷本雅之)
    もう一つの消費史として

第3章 雨後の筍のごとく (アンドルー・ゴードン)
    ドレスメーカーと消費者の国の成長

第4章 蒸気の力、消費者の力 (ヘレン・マクノートン)
    女性、炊飯器、家庭用品の消費

第II部 伝統・近代・消費の成長

第5章 家計史料からみた消費生活の変容 (中西 聡/二谷智子)

第6章 甘味と帝国 (バラック・クシュナー)
    帝国日本における砂糖消費

第7章 着物ファッション (ペネロピ・フランクス)
    消費者と戦前期日本における繊維産業の成長

第8章 甦る伝統 (梅村真希)
    患者と和漢薬業の形成

第III部 消費の空間と経路

第9章 鉄道に乗る (中村尚史)
    明治期における鉄道旅客利用の進展

第10章 民衆と郵便局 (ジャネット・ハンター)
    近現代日本における消費活動と郵便サービス

第11章 戦前期における通信販売の歴史的役割 (満薗 勇)
    大衆市場の勃興に先立つ消費史との関係

第12章 社用から行楽へ (アンガス・ロッキャー)
    戦後日本における商品としてのゴルフ

第13章 歴史と消費主義の研究 (ベヴァリ・ルミア)
    西洋史家の見た日本

監訳者あとがき
索引
著者略歴
ペネロピ・フランクス(フランクス ペネロピ furankusu peneropi)
(Penelope Francks) リーズ大学名誉フェロー
ジャネット・ハンター(ハンター ジャネット hantaa janetto)
(Janet Hunter) ロンドン大学LSE教授
中村 尚史(ナカムラ ナオフミ nakamura naofumi)
東京大学教授
谷本 雅之(タニモト マサユキ tanimoto masayuki)
東京大学教授
タイトルヨミ
カナ:レキシノナカノショウヒシャ
ローマ字:rekishinonakanoshouhisha

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