近刊検索 デルタ
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内容紹介
中世社会における平家の存在とはいかなるものだったのか。荘園制が中世的土地所有制度として定着するプロセスと平家政権との関わりに着目し、鞆田荘ほか平家領の形成・領有と政治過程との連動や、軍役・一国平均役の徴収方式を精緻に分析する。さらに、平家政権の方針が、鎌倉期にも受け継がれたことを論じ、その歴史的役割をとらえ直す注目の書。
目次
序章 平家論・中世前期荘園制論の視角/平家領の政治史的研究(平家領の領有構造と治承三年政変〈平家領の形成過程―伊賀国鞆田荘を事例に/平家領の領有構造/平家領問題と治承三年政変〉/平家政権の成立と宇佐宮領〈十二世紀後半の宇佐宮と平家/宇佐宮領常見名の不輸化と平家政権/宇佐宮領をめぐる治承・寿永内乱の展開〉/平重盛と朝廷儀礼〈平重盛の昇進と課題/平重盛と公事用途/平重盛による儀礼執行〉以下細目略)/荘園制の展開と平家政権(平家政権と国家的収取体制―一国平均役「本所沙汰」弁済の成立/治承・寿永内乱期の戦時体制と平宗盛/鎌倉前・中期における一国平均役徴収方式/鎌倉期造宇佐宮役の研究)/終章 平家政権の歴史的位置

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