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2017年12月1日発売

明石書店

出版社名ヨミ:アカシショテン

子ども虐待対応におけるサインズ・オブ・セーフティ・アプローチ実践ガイド

子どもの安全(セーフティ)を家族とつくる道すじ
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内容紹介
家族を「変える」のではなく、家族と「協働」し、子どもの安全をつくっていくサインズ・オブ・セーフティ。その理論を最新の知見を含め紹介するとともに、実際の事例を参画した家族からコメントをもらう形で解説する。明日からの実践に新しい展望をもたらす一冊。
目次
 はじめに[鈴木浩之]

第1章 サインズ・オブ・セーフティ・アプローチの理論と方法

 サインズ・オブ・セーフティ・アプローチ[菱川愛]
  サインズ・オブ・セーフティ・アプローチの特徴
  サインズ・オブ・セーフティ・アプローチの全体像
  サインズ・オブ・セーフティ・アプローチの「何を」の欄
  サインズ・オブ・セーフティ・アプローチの「どうやる」の欄
  解決志向型アプローチ

 演習


第2章 サインズ・オブ・セーフティ・アプローチの実践

 体調不良で8年間子どもを施設に預けていた母が子どもを取り戻すまで[中尾賢史]

 お母さんがセーフティ・パーソンの協力を得てSofSの一連の取り組みを迅速に行い、一日で家庭引き取りになった取り組み[高橋かすみ]

 家族自らが示したゴールに向かい、修正を重ねながらセーフティ・プランを完成させた取り組み[星香澄]

 ママ、ババ、地域の人の問題だらけの子育て奮闘記[橋本純]

 子育てできないと言われてきたお母さんが子どもたちの声に応えるまで[小林智紀]

 親子が一緒に生活するための道のり[糸永悦史・山中庸子]

 姉弟間暴力の解決に向けて家族本来の力を取り戻していった取り組み[岡本亮子]

 今後の子どもの安全な生活に焦点をあてて家族と一緒に考えたこと[岡野典子]


第3章 サインズ・オブ・セーフティ・アプローチのスタートアップ

 サインズ・オブ・セーフティの実践を柱にするためのガイド[足利安武]

 さいたま市児童相談所における、サインズ・オブ・セーフティ・アプローチの組織的導入について[野口幸]

 おわりに[渡邉直]
著者略歴
菱川 愛(ヒシカワ アイ hishikawa ai)
東海大学健康科学部社会福祉学科准教授。精神保健福祉士。 サインズ・オブ・セーフティ・アプローチ認定講師(Signs of Safety(R) Licensed Trainer)として継続的な研修と教材開発、また子どもの被害確認面接スペシャリストとして主に性虐待事案の被害児童の面接(臨床)に従事している。 主要著書(共著)論文:『スーパービジョン イン ソーシャルワーク 第5版』分担翻訳(中央法規出版、2016)、『子どものトラウマと悲嘆の治療――トラウマ・フォーカスト認知行動療法マニュアル』白川美也子らと監訳(金剛出版、2014)
渡邉 直(ワタナベ タダシ watanabe tadashi)
千葉県市川児童相談所所長,臨床心理士。 千葉県健康福祉部児童家庭課主査,児童相談所診断指導課長等を経て現職.非暴力コミュニケーションの基本“八策”をまとめ,全国各地で相談員等を対象とした研修会を精力的に行っている. 主要著書(共著)論文:『よくわかる社会的養護内容』(ミネルヴァ書房、2012)、「特集司法面接のこれから~児童福祉現場での展開」(『子どもの虐待とネグレクト』13(3)2011、日本子ども虐待防止学会)
鈴木 浩之(スズキ ヒロユキ suzuki hiroyuki)
神奈川県中央児童相談所虐待対策支援課課長。臨床心理士。社会福祉士。 児童福祉司として勤務。GNCPTC(Gundersen National Child Protection Training Center)司法面接講師。 主要著書(共著)論文:『ファミリーグループ・カンファレンス入門』共編著(明石書店、2011)、『子ども虐待に伴う不本意な一時保護を経験した保護者の『折り合い』のプロセスと構造』(『社会福祉学』57(2)2016)、『子ども虐待に伴う不本意な一時保護を経験した保護者への『つなげる』支援のプロセスと構造』(『社会福祉学』58(1)2017)など
タイトルヨミ
カナ:コドモギャクタイタイオウニオケルサインズオブセーフティアプローチジッセンガイド
ローマ字:kodomogyakutaitaiouniokerusainzuobuseefutiapuroochijissengaido

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを使用しています。

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