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2017年9月26日発売

和泉書院

老のくりごと 八十以後国文学談儀

八十以後国文学談儀
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内容紹介
学界の第一人者であった著者が日本文学の様々を語る珠玉のエッセイ集。幻の宗因自筆の一巻、若山牧水と土肥温泉、宝塚歌劇と近松の世界、片岡秀太郎の芸談書、丸谷才一、村上春樹まで時代・ジャンルを問わない百篇を収録。長年の研究を基にした名著にして、楽しく読める。
目次
はじめに
分類別配列
(1)謡は俳諧の源氏―西山宗因の場合―
(2)『大吉天神宮納帳』の「連歌田」
(3)新出の『伊東静雄日記』を読む⑴―佐賀高校在学時代―
(4)新出の『伊東静雄日記』を読む⑵―京都大学在学時代―
(5)新出の『伊東静雄日記』を読む⑶―住吉中学教員時代―
(6)相良家旧蔵宗祇画像を訪ねて
(7)五十韻という連歌の形式
(8)東常縁に関する資料の再吟味⑴
  ―鷲見氏保に与えた『仮名文字遣』―
(9)東常縁に関する資料の再吟味⑵
  ―宗順房より付与の『古今和歌集』―
(10)歌となる言葉とかたち
(11)加藤正方の辞世
(12)前川佐美雄没後二十年
(13)秦恒平氏の「京都びとと京ことばの凄み」を読む
(14)戦後短歌の出発
(15)漢語
(16)食満南北の『芝居あくまで』
(17)源氏物語と和歌―シンポジウムのこと―
(18)井上宗雄氏を偲ぶ―同じ時代を生きて来た国文学者―
(19)与喜天神神像と「初瀬にますは与喜の神垣」の句
(20)宗因の『肥後道記』と『平家物語』
(21)贈答歌と唱和歌
(22)古今伝授―三輪正胤氏の講演を聞いて―
(23)講演という名の芸能
(24)美智子皇后の歌一首
(25)デザインと俳句―榎本バソン了壱句集『川を渡る』―
(26)目付木⑴―『西鶴俳諧大句数』『西鶴大矢数』の用例から―
(27)目付木⑵―染田天神社の賦竹―
(28)『翻刻 明月記』のこと
(29)無住と『沙石集』のこと
(30)ばさら連歌―丸谷才一氏の指摘―
(31)片岡秀太郎の芸談書
(32)和歌と短歌はどう違う?
(33)床屋からヘアーサロンへ
(34)「日本現代詩歌研究」という研究雑誌
(35)宝塚歌劇と近松の世界
(36)『今昔物語集』
  ―荒木浩氏『説話集の構想と意匠』を読みての回想―
(37)『袋草紙注釈』の思い出 付、梅谷繁樹氏による訂正
(38)『徒然草』の本文
  ―稲田利徳氏「『搨鴫暁筆』の『徒然草』享受」の論考を読んで―
(39)能〈歌占〉私見
(40)「うきす」―和歌の表現と謡曲の表現と―
(41)盲僧琵琶と平家琵琶
(42)「夕焼け」という言葉
(43)鶴﨑裕雄氏編『地域文化の歴史を往く』
  ―学際的ということ―
(44)『新編国歌大観』の功罪―編集委員の一人の立場から―
(45)丸谷才一氏を偲ぶ
(46)俳優の朗読による『曾根崎心中』
(47)「八代城主・加藤正方」展と「やつしろ連歌会」
(48)能登の段駄羅
(49)丸谷才一氏遺稿「茶色い戦争ありました」
(50)季語のこと―連歌と俳句―
(51)村上春樹の最初の作品―「風の歌を聴け」―
(52)再び「風の歌を聴け」について
(53)柿衞文庫新春特別展「寄贈コレクションによる俳句のあゆみⅡ」
(54)芥川賞と直木賞
(55)三世中村梅玉のこと
(56)平家伝説⑴―彦島西楽寺―
(57)平家伝説⑵―西市安徳天皇陵墓参考地―
(58)TOKYOステーション★キッド―森下真理の童話―
(59)俳人の枠にはまらない俳人―木割大雄句集『俺』―
(60)能勢と猪名川の浄瑠璃
(61)戻って来た寺宝―八代市正教寺の芭蕉画像―
(62)高野山正智院の連歌
(63)改めて染田天神に詣でて思ったこと
(64)田吉明句集『鍊金都市』―組曲句集の形を取った詩集―
(65)「田植濁り」―俳句の表現―
(66)『万葉集』の「かぎろひ」
(67)詩の翻訳
(68)歌仙絵
  ―徳川美術館の「歌仙―王朝歌人への憧れ―」展を見て―
(69)『私可多咄』と「ものいふ」
(70)「夢かへる」―連歌の表現の一つ―
(71)「竈山」―「山の神々―九州の霊峰と神祇信仰―」展―
(72)戦国時代の実相
  ―八代市立博物館「秀吉が八代にやって来た」展を見て―
(73)祭の文化―「見る聞く 平野の夏祭」―
(74)電子辞書の功罪―「ひもす鳥」をめぐって―
(75)池澤夏樹・母を語る―ラジオ深夜便を聞きて―
(76)語の認定と辞書の立項―「袖振草」をめぐって―
(77)方言と言語
(78)能〈山姥〉と上路の山姥伝説
(79)能生の白山神社の舞楽
(80)偶然から生じた大きな成果
  ―藤田真一氏の「蕪村・太祇の色紙一双」―
(81)月は時雨れて―原義と転義―
(82)ひとつの「学界展望」から
  ―ふたたび『新編国歌大観』のことなど―
(83)災禍の俳句―三・一一の短歌・詩との比較から―
(84)若山牧水と土肥温泉
(85)幻の宗因自筆の一巻と『宇良葉』
(86)「国語表現法」
  ―道上洋三の『ふたつめの誕生日』を読んで―
(87)『万葉集』の歌番号
(88)「国語国文」のこと
(89)戦前の俳句雑誌・短歌雑誌
(90)学会と学会誌
(91)謡前書付発句懐紙と句稿断簡
  ―柿衞文庫開館三十周年記念「芭蕉」展より―
(92)奈河彰輔氏を悼む
(93)狂言〈蜘盗人〉―一見の記―
(94)再出発の「国語国文」―木田章義氏の雄編―
(95)鮮やかな伝本処理
  ―長谷川千尋氏「宗祇『自讃歌注』の姿」―
(96)連歌研究の先達たち―木藤才蔵氏の訃報に寄せて―
(97)俳文学会の初期の頃
  ―柿衞文庫で宇多喜代子氏・青木亮人氏の対談を聞きつつ―
(98)やり残したテーマの数々
(99)大阪天満宮蔵の連歌書と連歌叢書
(100)『西山宗因全集』と西山宗因展
後書にかえて―文学史家ということ―
後記 藤森 昭

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