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2017年10月20日発売

学芸出版社

フラノマルシェはまちをどう変えたか

「まちの滞留拠点」が高める地域内経済循環
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内容紹介
衰退する一方だった富良野市の中心市街地に登場した「フラノマルシェ」と「ネーブルタウン」。まちなかへの来街者数を年間6万人から120万人に拡大させ、富良野市全体に絶大な経済効果を与え続けている。「まちの滞留拠点」が地域に与えた影響を検証し、地域経済のしくみを持続的につくり変えることができた要因を探る。
目次
序章 なぜ人口約2.3万人弱の町で年間約100万人の人が集まるのか  1 小さな都市の大きな実験  2 本書の構成 第1章 フラノマルシェの軌跡 1 富良野のまちづくりの背景 2 まちづくりの体制固め 3 中間的総括 第2章 フラノマルシェ事業をどう評価するか  1 前計画の目標・指標・評価  2 前計画総括を受けた新計画の必要性とその概要 3 事業評価の新しい指標 第3章 産業連関表で見るフラノマルシェ事業の経済波及効果 1 波及効果見積もりの範囲 2 直接効果と間接効果  3 間接1次効果  4 間接2次効果  5 総合効果  6 見積もり範囲外の影響  7 経済波及効果の比率  8 地域への経済波及について 第4章 フラノマルシェ事業が不動産市場に与えた影響 1 フラノマルシェ周辺の地価動向 2 幸町の地価上昇による影響 3 不動産の取引状況 4 中心市街地の土地利用状況 5 不動産の視点で見たマルシェ事業の影響 第5章 フラノマルシェ事業は地域内経済循環をいかに高めたか 1 地域内経済循環における「三段ロケット」 2 中心市街地のダイナミズム 3 デベロッパーとしてのまちづくり会社 4 ふらのまちづくり株式会社の役割 5 残された課題 第6章 フラノマルシェが目指したもの 1 フラノマルシェはマルシェだけではない 2 フラノマルシェ事業を振り返る 終章 小さい都市だからできること  1 小さい都市でもできた  2 大きな組織の落とし穴  3 小さな都市だからこそできることがある
著者略歴
石原 武政(イシハラ タケマサ)
大阪市立大学名誉教授。前流通科学大学特別教授/1943年京都市生まれ。神戸商科大学、神戸大学大学院経営学研究科を経て、大阪市立大学、関西学院大学、流通科学大学各商学部に勤務。主著に『商業組織の内部編成』(千倉書房、2000年)、『小売業の外部性とまちづくり』(有斐閣、2006年)、『商業・まちづくり口辞苑』(碩学舎、2012年)、編著に『タウンマネージャー 「まちの経営」を支える人と仕事』(学芸出版社、2013年)などがある。
加藤 司(カトウ ツカサ)
大阪商業大学総合経営学部教授/1954年生まれ。1980年福島大学経済学部卒業。1983年神戸商科大学大学院前期博士課程修了。1985年神戸商科大学大学院後期博士課程中退。博士(商学)。大阪市立大学大学院経営学研究科教授を経て現職。著書に『日本的流通システムの動態』(千倉書房、2006年)、『商業施設賃料の理論と実務-転換期の不動産鑑定評価-』(共著、中央経済社、2015年)、『地域商業の競争構造』中央経済社、(共著、2008年)、『産業の再生と大都市』(共著、ミネルヴァ書房、2005年)、『商業・まちづくりネットワーク』(共著、ミネルヴァ書房、2005年)など。
風谷 昌彦(カゼタニ マサヒコ)
株式会社アズマネジメントコンサルティング代表/1954年大阪市生まれ。大阪市立大学大学院経営学研究科修了。建築・不動産会社を経て、1993年独立。センテクス総合開発株式会社代表取締役。中小企業診断士、公認不動産コンサルティングマスター等の資格を有する。現在、一般社団法人大阪中小企業診断士会理事長。著書には2005年『商業まちづくり・ネットワーク』(共著、ミネルヴァ書房)などがある。
島田 尚往(シマダ ナオユキ)
株式会社あかしべ代表取締役/中小企業診断士・博士(工学)・ソフトウェア開発技術者。2003年大阪大学大学院工学研究科修了。三菱電機株式会社を経て、2013年技術・経営コンサルタントとして独立開業。主に製造業を対象に企業支援業務を行う。2016年、株式会社あかしべを設立。

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