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2018年9月13日発売

北大路書房

出版社名ヨミ:キタオオジショボウ

小説『ろう教育論争殺人事件』

バリアフリー・コンフリクトとそのゆくえ
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内容紹介
ろう教育界は,昔から口話法と手話法の間でめまぐるしく揺れ動いてきた。近年でも,口話併用を認めるか否かに関する「手話-手話論争」が激化した。「手話の万能視」は,ある種の人々を救う一方で,ある種の人々を苦しめる。本書は,フィクションという表現様式を通して,コミュニケーション論争の軋みをつぶさに描き出す。

◆主な目次

 まえがき
 登場人物の紹介
 小説『ろう教育論争殺人事件』が生まれた背景

 プロローグ 手話法の駆逐

第I部 ろう教育論争
 一章 ろう文化宣言
 二章 デフブラボー
 三章 ろう児の人権救済申立
 四章 ろう学校盗難事件
 五章 ろう学校体罰事件
 六章 母子カプセル
 七章 モンスターペアレント
 八章 『ろう教育史ぶらり』
 九章 通知表文面事件

第II部 カタストロフィ
 十章 川に沈む
 十一章 恨みに沈む
 十二章 海に沈む
 十三章 火に沈む
 十四章 谷に沈む
 十五章 憂いに沈む
 十六章 闇に沈む

 エピローグ メビウスの帯

 注
「注」の参考・引用文献
 あとがき
目次
 まえがき
 登場人物の紹介
 小説『ろう教育論争殺人事件』が生まれた背景

 プロローグ 手話法の駆逐

第I部 ろう教育論争
 一章 ろう文化宣言
 二章 デフブラボー
 三章 ろう児の人権救済申立
 四章 ろう学校盗難事件
 五章 ろう学校体罰事件
 六章 母子カプセル
 七章 モンスターペアレント
 八章 『ろう教育史ぶらり』
 九章 通知表文面事件

第II部 カタストロフィ
 十章 川に沈む
 十一章 恨みに沈む
 十二章 海に沈む
 十三章 火に沈む
 十四章 谷に沈む
 十五章 憂いに沈む
 十六章 闇に沈む

 エピローグ メビウスの帯

 注
「注」の参考・引用文献
 あとがき
著者略歴
脇中 起余子(ワキナカ キヨコ wakinaka kiyoko)
脇中起余子(わきなか・きよこ) 新生児の時に,薬の副作用で失聴 京都大学大学院教育学研究科博士後期課程中退 龍谷大学大学院文学研究科博士後期課程修了 京都府立聾学校教諭を務めたあと,筑波技術大学に着任 主著・論文 日本におけるキューについて(2)―京都府立聾学校におけるキューの歴史― ろう 教育科学会誌,60(1),25-49. 2018 年 「9 歳の壁」を越えるために―生活言語から学習言語への移行を考える― 北大路書 房 2013 年 助詞の使い分けとその手話表現―副助詞・接続助詞+接続詞を中心に― 北大路書房  2012 年 助詞の使い分けとその手話表現―格助詞を中心に― 北大路書房 2012 年 「視覚優位型,同時処理型」の生徒に対する指導について―算数・数学の授業におけ る試み― 聴覚障害,734(5 月号),4-11. 2012 年 聴覚障害教育 これまでとこれから―コミュニケーション論争,9 歳の壁,障害認識 を中心に― 北大路書房 2009 年 からだに関わる日本語とその手話表現 第1 巻・第2 巻 北大路書房 2008 年 よく似た日本語とその手話表現―日本語の指導と手話の活用に思いをめぐらせて―  第1 巻・第2 巻 北大路書房 2007 年
タイトルヨミ
カナ:ショウセツロウキョウイクロンソウサツジンジケン
ローマ字:shousetsuroukyouikuronsousatsujinjiken

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを使用しています。

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