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2016年12月15日発売

花伝社

出版社名ヨミ:カデンシャ

『あさが来た』の人間像

ある女性実業家の「学問」と 女子高等教育
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内容紹介
「学問いうのは、特別なもんやあらしません」
少女の頃、〝おなごには必要なし〟と学問を禁じられた実業家の白岡あさ。
家業の両替屋を新しい時代に合わせてつくりかえ、炭坑業、銀行、生命保険会社をたちあげ、日本初の女子大学設立に奮闘、大きな貢献をする。
ドラマ『あさが来た』から学ぶ──「学問」によって一人ひとりが「人」であること、自分が自分であること
目次
1 少女あさとそろばん 
2 「お家を守る」ことと「学問」 
3 「学問」と実業活動 
4 社会的な場面での「学問」の欲求 
5 炭坑業 
6 商売と「学問」 
7 銀行業 
8 あさと「学問」の欲求 
9 「人」の規定 
10 あさと女子高等教育 
11 あさと女子大学校設立運動 
12 ファーストピングイン 
13 はつの歩み 
14 生命保険業 
15 あさと女子学生 
16 「お家を守る」という使命の達成についての自己評価 
17 あさのその後の歩み──勉強会
著者略歴
幸津 國生(コウヅ クニオ kouzu kunio)
1943年 東京生まれ 、東京大学文学部卒業 同大学院人文科学研究科博士課程単位取得 都留文科大学勤務をへて、ドイツ・ボーフム大学ヘーゲル・アルヒーフ留学(Dr.phil.取得) 日本女子大学勤務、同定年退職後「晴“歩”雨読」  日本女子大学名誉教授 【著書】 『哲学の欲求──ヘーゲルの「欲求の哲学」』弘文堂 1991  『現代社会と哲学の欲求──いま人間として生きることと人権の思想』弘文堂 1996 『意識と学──ニュルンベルク時代ヘーゲルの体系構想』以文社 1999 『「君死にたまふことなかれ」と『きけ わだつみのこえ』・「無言館」──近代日本の戦争における個人と国家との関係をめぐって』文芸社 2001 『時代小説の人間像──藤沢周平とともに歩く』花伝社 2002 『茶道と日常生活の美学──「自由」「平等」「同胞の精神」の一つの形』花伝社 2003 『『たそがれ清兵衛』の人間像──藤沢周平・山田洋次の作品世界』花伝社 2004 『ドイツ人女性たちの〈誠実〉──ナチ体制下ベルリン・ローゼンシュトラーセの静かなる抗議』花伝社 2005 『『隠し剣 鬼の爪』の人間像──藤沢周平・山田洋次の作品世界2』花伝社 2006 『一般人にとっての『般若心経』──変化する世界と空の立場』花伝社 2007 『古典落語の人間像──古今亭志ん朝の噺を読む』花伝社 2008 『哲学の欲求と意識・理念・実在──ヘーゲルの体系構想』知泉書館 2008 『『武士の一分』・イチローの人間像──藤沢周平・山田洋次の作品世界3+「サムライ野球」』花伝社 2009 『『冬のソナタ』の人間像──愛と運命』花伝社 2010 『『宮廷女官チャングムの誓い』の人間像──人間としての女性と歴史』花伝社 2011 『「貢献人」という人間像──東日本大震災の記録・藤沢周平の作品世界を顧みて』花伝社 2012 『〈追悼の祈り・復興の願い〉の人間像──東日本大震災と『般若心経』』花伝社 2013 『『のだめカンタービレ』の人間像──〈音楽の楽しみ〉と「調和」』花伝社 2014 『『あまちゃん』の人間像──3・11/「逆回転」/〈自分〉探し』 花伝社 2015
タイトルヨミ
カナ:アサガキタノニンゲンゾウ
ローマ字:asagakitanoningenzou

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