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定価:2,200円(2,000円+税)
判型:四六
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内容紹介
「学問いうのは、特別なもんやあらしません」
少女の頃、〝おなごには必要なし〟と学問を禁じられた実業家の白岡あさ。
家業の両替屋を新しい時代に合わせてつくりかえ、炭坑業、銀行、生命保険会社をたちあげ、日本初の女子大学設立に奮闘、大きな貢献をする。
ドラマ『あさが来た』から学ぶ──「学問」によって一人ひとりが「人」であること、自分が自分であること
少女の頃、〝おなごには必要なし〟と学問を禁じられた実業家の白岡あさ。
家業の両替屋を新しい時代に合わせてつくりかえ、炭坑業、銀行、生命保険会社をたちあげ、日本初の女子大学設立に奮闘、大きな貢献をする。
ドラマ『あさが来た』から学ぶ──「学問」によって一人ひとりが「人」であること、自分が自分であること
目次
1 少女あさとそろばん
2 「お家を守る」ことと「学問」
3 「学問」と実業活動
4 社会的な場面での「学問」の欲求
5 炭坑業
6 商売と「学問」
7 銀行業
8 あさと「学問」の欲求
9 「人」の規定
10 あさと女子高等教育
11 あさと女子大学校設立運動
12 ファーストピングイン
13 はつの歩み
14 生命保険業
15 あさと女子学生
16 「お家を守る」という使命の達成についての自己評価
17 あさのその後の歩み──勉強会
2 「お家を守る」ことと「学問」
3 「学問」と実業活動
4 社会的な場面での「学問」の欲求
5 炭坑業
6 商売と「学問」
7 銀行業
8 あさと「学問」の欲求
9 「人」の規定
10 あさと女子高等教育
11 あさと女子大学校設立運動
12 ファーストピングイン
13 はつの歩み
14 生命保険業
15 あさと女子学生
16 「お家を守る」という使命の達成についての自己評価
17 あさのその後の歩み──勉強会
著者略歴
幸津 國生(コウヅ クニオ kouzu kunio)
1943年 東京生まれ 、東京大学文学部卒業
同大学院人文科学研究科博士課程単位取得
都留文科大学勤務をへて、ドイツ・ボーフム大学ヘーゲル・アルヒーフ留学(Dr.phil.取得)
日本女子大学勤務、同定年退職後「晴“歩”雨読」 日本女子大学名誉教授
【著書】
『哲学の欲求──ヘーゲルの「欲求の哲学」』弘文堂 1991
『現代社会と哲学の欲求──いま人間として生きることと人権の思想』弘文堂 1996
『意識と学──ニュルンベルク時代ヘーゲルの体系構想』以文社 1999
『「君死にたまふことなかれ」と『きけ わだつみのこえ』・「無言館」──近代日本の戦争における個人と国家との関係をめぐって』文芸社 2001
『時代小説の人間像──藤沢周平とともに歩く』花伝社 2002
『茶道と日常生活の美学──「自由」「平等」「同胞の精神」の一つの形』花伝社 2003
『『たそがれ清兵衛』の人間像──藤沢周平・山田洋次の作品世界』花伝社 2004
『ドイツ人女性たちの〈誠実〉──ナチ体制下ベルリン・ローゼンシュトラーセの静かなる抗議』花伝社 2005
『『隠し剣 鬼の爪』の人間像──藤沢周平・山田洋次の作品世界2』花伝社 2006
『一般人にとっての『般若心経』──変化する世界と空の立場』花伝社 2007
『古典落語の人間像──古今亭志ん朝の噺を読む』花伝社 2008
『哲学の欲求と意識・理念・実在──ヘーゲルの体系構想』知泉書館 2008
『『武士の一分』・イチローの人間像──藤沢周平・山田洋次の作品世界3+「サムライ野球」』花伝社 2009
『『冬のソナタ』の人間像──愛と運命』花伝社 2010
『『宮廷女官チャングムの誓い』の人間像──人間としての女性と歴史』花伝社 2011
『「貢献人」という人間像──東日本大震災の記録・藤沢周平の作品世界を顧みて』花伝社 2012
『〈追悼の祈り・復興の願い〉の人間像──東日本大震災と『般若心経』』花伝社 2013
『『のだめカンタービレ』の人間像──〈音楽の楽しみ〉と「調和」』花伝社 2014
『『あまちゃん』の人間像──3・11/「逆回転」/〈自分〉探し』 花伝社 2015
タイトルヨミ
カナ:アサガキタノニンゲンゾウ
ローマ字:asagakitanoningenzou
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