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2017年10月6日発売

慶應義塾大学出版会

交通サービスの革新と都市生活

行動の意思決定を有効に支援する技術
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内容紹介
▼ますます便利になる都市交通!

人工知能やIoT技術の進展で,大きく変容しようとしている都市交通。フットワークの軽い「軽薄短小」と,生活の質を上げる「個重視」のサービスが,未来の都市生活シーンをどのように変えていくのか。

▼サービス学の重要な一角として,都市交通分野のサービスイノベーションがある。都市交通は,今まで重厚長大なインフラストラクチャー分野として捉えられてきた。しかし,交通運輸情報をはじめとした技術革新で,よい意味で軽薄短小なサービス分野として捉えられるようになっている。
▼あわせて,近年のインフラストラクチャー整備の政策的な方向性が,量から質の重視に,集団から個人の重視にシフトしており,その志向は公共交通分野にも反映されている。まさしく,従来の大量輸送重視の時代では考えられなかった都市生活者の生活の質を上げるための「個重視」のサービスが公共交通に登場している。
▼本書では,昨今の交通技術の革新が,われわれの都市生活にどのような効果をもたらしているのかを明らかにしながら,都市交通のサービスイノベーションの方向性を探りたい。技術革新で,交通の運行者と利用者の行動意思決定がどのように支援されて変容するのか,そして未来の都市生活シーンがどのように変わっていくのかを俯瞰したい。
目次
はじめに

<b>第1章 重厚長大な都市交通インフラストラクチャーの「老化現象」</b>
 1.1 従来の都市交通インフラストラクチャー整備の考え方
 1.2 鉄道環境での設備老化
 1.3 自動車環境での設備老化
 1.4 航空環境での設備老化
 1.5 船舶環境での設備老化
 1.6 老化する都市交通基盤に共通する問題と課題

<b>第2章 「軽薄短小なサービス分野」としての都市交通</b>
 2.1 交通運輸情報論の学問的確立と「軽薄短小なサービス」への注目
 2.2 さまざまな交通環境での技術革新と都市生活にもたらされる変化
    -技術革新で運行者と利用者の双方の行動が変容する-
  2.2.1 鉄道環境での変容
  2.2.2 バス環境での変容
  2.2.3 タクシー環境での変容
  2.2.4 都市の道路環境での変容
  2.2.5 航空環境での変容
  2.2.6 船舶環境での変容
 2.3 軽薄短小なサービスによる未来の交通運輸

<b>第3章 「個」を重視した新しいサービス</b>
 3.1 量から質,集団から個人へのサービス
 3.2 鉄道サービスの差別化と革新
 3.3 バスサービスの差別化と革新
 3.4 タクシーサービスの差別化と革新
 3.5 道路サービスの差別化と革新
 3.6 航空サービスの差別化と革新
 3.7 船舶サービスの差別化と革新

<b>第4章 都市交通サービスのさらなる未来像を描くために</b>
<b>-イノベーション融合実践のすすめ-</b>

おわりに
索引

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