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2017年11月14日発売

慶應義塾大学出版会

出版社名ヨミ:ケイオウギジュクダイガクシュッパンカイ

日本美術がワカル本 「女性性」の文化

「女性性」の文化
慶應義塾大学三田哲学会叢書 ars incognita
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内容紹介
鑑賞に「なるほど!」を。
歴史を知って視点を変える、日本美術の新体験。
▼日本美術で感動するための入門書。

味があるのはワカルけど、
ホントのところはワカラナイ日本の美術。
浮世絵、仏像、水墨画――
西洋・中国と比べて見えてくる、
「女性性」の伝統をこの一冊でダイジェスト。
美術館でもっと感動するための、日本美術がワカル本。

慶應義塾大学三田哲学会叢書
三田哲学会は創立100年を機に、専門的な研究成果を「生きられる知」として伝え、 公共の中に行き渡らせる媒体として本叢書の発刊を企図した。
シリーズ名は、ars incognita アルス インコグニタ。
ラテン語で「未知の技法」を意味する。
単なる知識の獲得ではなく、新たな「生きる技法としての知」を作り出すという精神を表現している。
目次
1 はじめに――本書は日本美術が〝ワカラナイ〟という人に向けて書か
  れている
2 日本美術をワカルための視点
3 男性性と女性性
4 モナリザと浮世絵
5 絵画芸術とグラフィック芸術?
6 「日本の美術」とは?
7 日本美術史の区分
8 リアリティーという、もうひとつの視点
9 非対称愛とは?
10 《三十六人家集》と《平家納経》 
11 和歌形式と美術
12 《源氏物語絵巻》と《十二天像》――幼児性=非現実的ということ
13 仏像のリアル
14 不動明王の変化――九世紀から十三世紀まで
15 運慶と快慶
16 仏像の顔――飛鳥から天平へ
17 仏像の顔――平安から鎌倉へ
18 平安スタンダード
19 雪舟
20 芸術のこと
21 連想の原理
22 対称性と対照性
23 ワカリヤスイ画家たち
24 浮世絵をどう見るか
25 まとめ――日本美術の特質とは
26 縄文と弥生
27 おわりに

参考文献

あとがき
著者略歴
林 温(ハヤシ オン hayashi on)
1955年生。東京藝術大学美術学部絵画科日本画専攻卒業。慶應義塾大学大学院文学研究科(美学美術史学専攻)修了。渋谷区立松濤美術館学芸員、文化庁文化財部美術学芸課主任文化財調査官を経て、現在慶應義塾大学文学研究科教授。博士(美学、慶應義塾大学)。著書に『妙見信仰と星曼荼羅』(至文堂、1997年)、『鎌倉仏教絵画考――仏画における「鎌倉派」の成立と展開』(中央公論美術出版、2010年)など。
タイトルヨミ
カナ:ニホンビジュツガワカルホン
ローマ字:nihonbijutsugawakaruhon

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