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2018年7月20日発売

白澤社

牡丹灯籠

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内容紹介
美しすぎる死霊に取り憑かれた美男、その運命やいかに……。中国から原話が伝わるやたちまち日本で愛好され、江戸時代にいく度もリメイクされてきた牡丹灯籠の物語。なかでも有名な『伽婢子』の浅井了意翻案による「牡丹灯籠」や、三遊亭円朝の『怪談牡丹灯籠』の他に、あまり知られていない灯籠の出てこない類話、鳥山石燕の妖怪画、幕末の世間話、狂歌など、江戸時代に創られた牡丹灯籠系怪談とでも呼べる物語群を収録。牡丹灯籠の照らし出す世界へ読者をご案内します。
目次
第一章 美しき怪談・牡丹灯籠 第二章 浅井了意「牡丹灯籠」 第三章 「牡丹灯籠」の原話「牡丹灯記」 第四章 百物語の牡丹灯籠 第五章 骨女の怪奇とエロス──骸骨と幽霊の「牡丹灯籠」 第六章 円朝口演『怪談牡丹燈籠』 第七章 『怪談牡丹燈籠』を読む──お露の恋着と良石の悪霊祓い 第八章 深川北川町の米屋の怪談──『漫談 江戸は過ぎる』より
著者略歴
横山 泰子(ヨコヤマ ヤスコ)
1965年東京都生まれ。国際基督教大学教養学部卒、同大学大学院比較文化研究科博士後期課程修了。法政大学教授。主な著書に『江戸東京の怪談文化の成立と変遷』(風間書房)、『妖怪手品の時代』(青弓社)など。三遊亭円朝『怪談牡丹燈籠』(岩波文庫)の注も手がける。
門脇 大(カドワキ ダイ)
1982年島根県生まれ。神戸大学大学院人文学研究科博士課程修了。専攻は日本近世文学。神戸星城高等学校ほか非常勤講師。論文に、「怪火の究明──人魂・火の化物」(堤邦彦・鈴木堅弘編『俗化する宗教表象と明治時代 縁起・絵伝・怪異』三弥井書店)などがある。
今井 秀和(イマイ ヒデカズ)
1979年東京都生まれ。大東文化大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(文学)。専門は日本近世文学、民俗学、比較文化論。大東文化大学非常勤講師、蓮花寺佛教研究所研究員。主な著書に『怪異を歩く』(共著、青弓社)など。
斎藤 喬(サイトウ タカシ)
1979年新潟県生まれ。東北大学大学院文学研究科博士課程後期三年の課程退学後学位取得。博士(文学)。専門は宗教学、表象文化論、ホラー研究。南山宗教文化研究所非常勤研究員。主な論文に「悪因縁と恋心(1)─三遊亭圓朝口演『怪談牡丹燈籠』にみる生娘の契り」(『東北宗教学』第1号)など。
広坂 朋信(ヒロサカ トモノブ)
1963年東京都生まれ。東洋大学文学部卒。編集者・ライター。主な著書に『東京怪談ディテクション』(希林館・現在絶版)、『怪異を歩く』(共著、青弓社)など。

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを使用しています。

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