近刊検索 デルタ

2018年7月10日発売

皓星社

出版社名ヨミ:コウセイシャ

ドキュメント ゆきゆきて、神軍

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内容紹介
伝説のドキュメンタリー映画は、本書によって最強伝説になる!

映画『ゆきゆきて、神軍』主人公・奥崎謙三の行動は狂気によるものか、それとも神意か。
「殺人の場面」の撮影を強要するなど、普通人のものさしでは計りがたいスケールで、自らを演出する奥崎と、ドキュメンタリー映画作家の壮絶な戦いが読者のキモをつぶす。本書は、原一男監督の出世作「ゆきゆきて、神軍」の製作秘話である。採録シナリオ一挙収載。
原一男による書下ろし「老テロリスト その哀しき性」により、奥崎謙三の人間像がさらに浮かび上がる。

※本書は、『ドキュメント ゆきゆきて、神軍』(現代教養文庫、1994年)の増補版です。
目次
増補版のための〈まえがき〉
『ゆきゆきて、神軍』製作ノート 原一男
PART1―国内篇
PART2―ニューギニア篇
採録シナリオ『ゆきゆきて、神軍』 シナリオ採録・小林佐智子
対談◉なぜ戦争にこだわり続けるのか 井出孫六・原一男
神戸の女神・奥崎謙三の妻シズミ 小林佐智子
老テロリストの―その哀しき性― 原一男
文庫版のための〈あとがき〉 原一男
増補版のための〈あとがき〉 原一男
著者略歴
原 一男(ハラ カズオ hara kazuo)
1945年6月、山口県宇部市生まれ。東京綜合写真専門学校中退後、養護学校の介助職員を経て72年、小林佐智子と共に疾走プロダクションを設立。同年、『さようならCP』で監督デビュー。74年、『極私的エロス・恋歌1974』を発表。セルフ・ドキュメンタリーの先駆的作品として高い評価を得る。87年、『ゆきゆきて、神軍』を発表。大ヒットし、日本映画監督協会新人賞、ベルリン映画祭カリガリ賞、パリ国際ドキュメンタリー映画祭グランプリなどを受賞。94年、小説家・井上光晴の虚実に迫る『全身小説家』を発表。キネマ旬報ベストテン日本映画第一位を獲得。05年、初の劇映画『またの日の知華』を発表。2018年、23年ぶりの新作『ニッポン国VS泉南石綿村』を公開。 疾走プロダクション 1972年、小林佐智子プロデューサー、原一男監督が設立した映画製作・配給会社。『さようならCP』(72年)、『極私的エロス・恋歌1974』(74年)、『ゆきゆきて、神軍』(87年)、『全身小説家』(94年)、『またの日の知華』(2005年)を製作・公開発表。公開された作品はいずれも高い評価を得ており、ブエノスアイレス、モントリオール、シェフィールド、アムステルダムなど、各地の国際映画祭でレトロスペクティブが開催されている。
タイトルヨミ
カナ:ドキュメント ユキユキテ シングン
ローマ字:dokyumento yukiyukite shingun

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