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定価:3,080円(2,800円+税)
判型:四六
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内容紹介
ヒロミ・ゴトー氏、来日記念出版(2015年6月来日)!
祖母と孫娘が時空を超えて語り出す─―
マジックリアリズムの手法で描く、
日系移民のアイデンティティと家族の物語。
コモンウェルス処女作賞・加日文学賞を受賞した「日系移民文学」の傑作!
カナダに生きる日系人家族三世代の女たち。
カナダ西部アルバータ州の小さな町ナントンで、
唯一の日系移民家族として、マッシュルーム農園を営むミュリエル一家。
20年間、日本語しか話さない祖母ナオエ、
カナダの白人社会に同化すべく「日本」を捨てた娘ケイコ、
日本語がわからない孫娘ミュリエル(ムラサキ)。
母と孫娘の語りを軸に展開するパラレルワールド。
移民家族の「自分探し」の物語と、
名字に秘められた思いが明かされていく──
「ムカーシ、ムカーシ、オオムカシ……」で始まる日本の昔話の枠組みや語り直し、
ローマ字やひらがな、漢字を取り入れた語りにより、
日系移民のアイデンティティを見事に描きだす。
祖母と孫娘が時空を超えて語り出す─―
マジックリアリズムの手法で描く、
日系移民のアイデンティティと家族の物語。
コモンウェルス処女作賞・加日文学賞を受賞した「日系移民文学」の傑作!
カナダに生きる日系人家族三世代の女たち。
カナダ西部アルバータ州の小さな町ナントンで、
唯一の日系移民家族として、マッシュルーム農園を営むミュリエル一家。
20年間、日本語しか話さない祖母ナオエ、
カナダの白人社会に同化すべく「日本」を捨てた娘ケイコ、
日本語がわからない孫娘ミュリエル(ムラサキ)。
母と孫娘の語りを軸に展開するパラレルワールド。
移民家族の「自分探し」の物語と、
名字に秘められた思いが明かされていく──
「ムカーシ、ムカーシ、オオムカシ……」で始まる日本の昔話の枠組みや語り直し、
ローマ字やひらがな、漢字を取り入れた語りにより、
日系移民のアイデンティティを見事に描きだす。
著者略歴
ヒロミ・ゴトー(ゴトー,H gotoo,H)
Hiromi Goto
1966年千葉県に生まれる。3歳になる直前に家族とともにカナダに移住。
1994年、カナダで生きる日系人家族を描いた『コーラス・オブ・マッシュルーム』でデビューし、コモンウェルス処女作賞および加日文学賞を受賞。第2作The Kappa Child (2001)でジェイムズ・ティプトリー・ジュニア賞を受賞。現在は、グラフィック・ノベルおよび短編を発表し、創作インストラクターとして、ライター・オブ・レジデンス、ワークショップなどで活躍。彼女の作品は若い世代に人気があり、フランス語、ヘブライ語、イタリア語およびトルコ語に翻訳されている。
増谷 松樹(マスタニ マツキ masutani matsuki)
翻訳家。1946年横浜に生まれる。慶應義塾大学仏文科卒業、1976年にカナダに移住。詩人の故ロイ・キヨオカ氏を通じて、多くの日系カナダ人作家、アーティストと交流する。2002年、同氏の『カナダに渡った侍の娘──ある日系一世の回想』の翻訳を草思社より刊行。また、日系カナダ人の和文文献、木村岸三『日系人所有漁船処分顛末覚書』等の英訳にも協力。
タイトルヨミ
カナ:コーラスオブマッシュルーム
ローマ字:koorasuobumasshuruumu
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