近刊検索 デルタ

11月20日発売予定

彩流社

スタインベックの物語世界

生と死と再生と
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内容紹介
スタインベック没後50年(2018年)記念出版。

20世紀アメリカ文学を代表するノーベル賞作家、
ジョン・スタインベック(1902-68)。

「人種問題」、「核の問題」、「環境問題」、
「貧富の格差問題」、「人権の問題」、
「生と死と愛の問題」等々、
今日的課題を真摯に受け止め、
20世紀アメリカ文学・歴史・文化に大きな痕跡を残した。

スタインベックが、個人的な経験、社会的・歴史的事件
(世界大恐慌、二つの世界大戦、冷戦体制、公民権運動、
環境破壊など)、さらに時代思潮などを、
どのように自己の物語世界のなかに織り込んだかを考察し、
人間観の特質と変遷を検証、その普遍的価値を再評価する。

第1作『黄金の杯』(1929)から各代表作、
そして旅行記『チャーリーとの旅』(1962)まで取り上げ、
国際ペン東京大会(1957)に出席するため、
来日したときの貴重なエピソードも紹介する。
目次
序論 スタインベック文学の特質

第1章 処女作『黄金の杯』
──スタインベック文学の萌芽

第2章 『知られざる神に』
──「日常の世界」から「神話の世界」へ

第3章 『トーティーヤ・フラット』
──アーサー王伝説のテーマとパラドックス

第4章 スタインベックの人間像
──個人と集団の二重性

第5章 『はつかねずみと人間』
──自然主義文学的特質と社会的弱者への眼差し

第6章 『怒りのぶどう』の物語世界
──ホイットマン「私自身の歌」との比較考察

第7章 『キャナリー・ロウ』
──「道」の世界を探る

第8章 スタインベックの「潮だまり」とソローの「湖」
──宇宙像を育む場

第9章 『爛々と燃える』〈劇小説〉
──殺す側の態度

第10章 『エデンの東』のパラドクシカルな物語世界
──解放の哲学とピューリタニズムの残照

第11章 『チャーリーとの旅』と『アメリカとアメリカ人』
──スタインベックのアメリカ観

第12章 国際ペン東京大会と「ノーベル文学賞受賞演説」

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