近刊検索 デルタ

9月29日発売予定

彩流社

フォークナーのヨクナパトーファ小説

人種・階級・ジェンダーの境界のゆらぎ

978-4-7791-2397-9

本体価格:2,600円+税

判型:四六

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内容紹介
「基盤の解体」を鍵語にしてフォークナー創設の架空の土地、
ヨクナパトーファを舞台にした
複雑かつ難解な代表作『響きと怒り』『八月の光』
『アブサロム、アブサロム!』『行け、モーセ』を読み解く!


南北戦争での敗北によってアメリカ南部で
劇的に引き起こされた〈人種・階級・ジェンダーの境界のゆらぎ〉
= 〈貴族階級の白人男性層という旧南部社会の基盤の解体〉を、
〈ストーリー〉の時間と空間の基盤を解体する技法により、それが
いかに強化されているのか、とスリリングな文学読解に本書は誘う。


第二部では、南部作家コーマック・マッカーシーや
映画作家クエンティン・タランティーノ、イニャリトゥ、アリアガ
へのフォークナーの影響、そして、横溝正史の小説を比較。
さらに、大橋健三郎がなぜフォークナー研究に至ったのかを
考察して、日本人がフォークナーを研究することの意味を探る!
目次


第Ⅰ部 ヨクナパトーファ小説における旧南部解体

第1章 虚飾からの覚醒――『響きと怒り』

第2章 旧南部への直視――『八月の光』

第3章 南部貴族の起源
――『アブサロム、アブサロム!』

第4章 南部貴族の重罪――『行け、モーセ』

第Ⅱ部 フォークナー文学と現在/日本

第5章 フォークナーと現代アメリカ南部作家
――コーマック・マッカーシー

第6章 フォークナーと現代映画作家
――クエンティン・タランティーノ、
アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ、
ギジェルモ・アリアガ

第7章 アメリカ南部と日本のジレンマ
――横溝正史

第8章 日本におけるアメリカ文学研究の確立
――大橋健三郎

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