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2023年11月30日発売

ナカニシヤ出版

出版社名ヨミ:ナカニシヤシュッパン

教育芸術を担う シュタイナー学校の教師たち

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内容紹介
8年間一貫担任制、エポック授業、教育芸術等、ユニークな実践をおこなうシュタイナー教育。そこで働く教師たちは、どのような思いで日々の教育実践に臨んでいるのか?どうしてそのような実践を選んだのか?いったいどんな人たちがシュタイナー学校の教師をつとめているのか?シュタイナー学校の教員になるにはどうすればよいのか?シュタイナー教育の担い手である教師たち22名にインタビュー。教師たちの複数の目を通して、シュタイナー学校における日々の教育実践のあり方を紹介します。 ●著者紹介井藤元(いとう げん)京都大学大学院教育学研究科博士課程修了。博士(教育学)。現在、東京理科大学教育支援機構教職教育センター教授。『シュタイナー「自由」への遍歴――ゲーテ・シラー・ニーチェとの邂逅』(京都大学学術出版会、2012年)、『マンガでやさしくわかるシュタイナー教育』(日本能率協会マネジメントセンター、2019年)、『シュタイナー学校の道徳教育』(イザラ書房、2021年)、『笑育――「笑い」で育む21世紀型能力』(監修、毎日新聞出版、2018年)、『記者トレ――新聞記者に学ぶ観る力、聴く力、伝える力』(監修、日本能率協会マネジメントセンター、2020年)、『ワークで学ぶ教育学 増補改訂版』(編著、ナカニシヤ出版、2020年)、『ワークで学ぶ道徳教育 増補改訂版』(編著、ナカニシヤ出版、2020年)、『ワークで学ぶ教職概論』(編著、ナカニシヤ出版、2017年)、マルグリット・ユーネマン『黒板絵――シュタイナー・メソッド』(小木曽由佳との共訳、イザラ書房、2022年)、ネル・ノディングズ『人生の意味を問う教室――知性的な信仰あるいは不信仰のための教育』(小木曽由佳との共訳、春風社、2020年)、他。
目次
はじめに
第1章 教師たちの来歴――二二の物語
1 四つの類型
2 学生時代を終えて、すぐに教員養成課程に進んだ教師たち
3 社会人経験のある教師たち
4 公立学校での教員経験のある教師たち
5 社会経験あるいは公立学校での教員経験があり、かつ保護者としてシュタイナー学校に関わった経験がある教師たち
7 二二の物語から見えてくること
第2章 教師たちの修行時代――教員養成課程での経験
1 徒弟的な学び
2 威光模倣の対象との出会い
3 魂の在り方の変容
4 シュタイナー思想を「高次の本能」として落とし込む
5 教師のタイプの複数性
6 目に見えない存在にアクセスする
7 偶然の出会いに身を委ねる
8 メンター制度について
9 伝承とオリジナリティ
10 終わりなき探究
第3章 シュタイナー学校の教師たちに求められること
1 シュタイナー思想を信じる必要があるか――開かれた態度を保つ
2 シュタイナーの教育理論は実践を読み解くためのヒント
3 自己教育の重要性――変わり続けてゆくこと
4 子どもに対して畏敬の念を持つ
5 長期的展望のもとで子どもの姿を捉える――教師たちの射程
6 子どもの魂を満足させる授業――授業の生命線を見つける
7 授業の即興性をめぐって――教職的なスキルの必要性
8 同僚性に支えられた教師たちの成長
9 教師自身も自由に
10 新卒でシュタイナー学校の教師はつとまるのか
第4章 醍醐味と困難
1 教師の仕事の三つの特徴
2 再帰性について
3 不確実性について
4 エポック授業のメリット
5 不確実性を呼び込む
6 無境界性について
7 教員会議の無境界性
8 授業準備の無境界性
9 長期休暇の過ごし方
10 学年末の通信簿
付録 国内で受講できるシュタイナー学校教員養成講座
1 日本シュタイナー学校協会 連携型教員養成講座
2 日本各地の教員養成講座
①東京賢治シュタイナー学校教員養成講座
②横浜シュタイナー学園で学ぶ教員養成講座
③京田辺シュタイナー学校教員養成講座
④シュタイナー学園で学ぶ教員養成講座
⑤どの講座が自分に合うのか
3 教員養成講座受講者の体験談
おわりに
著者略歴
井藤 元(イトウ ゲン itou gen)
タイトルヨミ
カナ:キョウイクゲイジュツヲニナウシュタイナーガッコウノキョウシタチ
ローマ字:kyouikugeijutsuoninaushutainaagakkounokyoushitachi

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