近刊検索 デルタ
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内容紹介
◆第一句集
茅花流し山羊の乳煮る娘の見えて
連句と俳句に親しんでいたのである。そして、
付合いの手法を一句の句作りにも活用して、
独特な俳句の世界を築いてもいたのだ。
金子兜太

◆自選一〇句
春の夜の水音よみ人しらずかな
囀りや緑の眼眠る柩
白牡丹うつらうつらとうまい噓
寝物語に犀の生き死に無月なり
紅葉かつ散る大航海時代かな
馬肥ゆる大津絵の鬼どんぐり目
熊撃たる日曜の僕のベッド
ふぐ刺しの震えのように君寄り来
お降りや短篇集に恋の小屋
なまはげの三人でゆく一列
目次
序・金子兜太


よみ人しらず 17
うまい噓 21
湖の木片 25
短篇集 29
明日香浄御原宮 33
鳥類学者 37


ふぐ刺しの震え 43
貧窮問答歌 47
造形学部 51
バンド仲間 55
雨季の時計 59
回送電車 63


蜜の歯ざわり 69
大航海時代 73
捻転 77
ゴブラン織り 81


機械油 87
徒弟時代 91
酸っぱい顔 95


紐の姿 101
箸の音 105
貧乏ゆすり 109


夜鳴き 115
実顔 119


夜の川 125
天文台 129
深井 133


緑の眼 139
ぽっぺん 143


橋の震え 149
白蛾 153
鋭き声 157


在りしひと 163
無色 167
銅鏡の紐 171

句集『短篇集』評・安西篤

あとがき

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