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内容紹介
◆第四句集 平成二十年より二十九年までの作品の中から三百余句を収録。 句集名の「燕京」は北京の異称。平成二十三年の四月から一年間、交換研究員として北京大学構内の勺園五号楼という宿舎で暮らした。小さな子どもがいたため、旅には出ず、妻子とともに大学構内でひっそりと過ごした。その一年間の生活が、この期間ではもっとも強く記憶に残っている。 (あとがきより) ◆自選一五句 新しき鯉を入れたる雪解水 そのかみの燕の都のすみれかな 蝌蚪の押す木片やがて廻りだす 長征の途中に虹を詠じけり 学校のしづかに螢袋かな 噴水は遠き花壇を濡らしけり 道端に売る冬瓜やきのふより ゆるやかに踊る山河のやさしさに 獣骨を磨きて虫の籠とせる 粉々の落葉の道のありにけり
目次
第Ⅰ章    第Ⅱ章    第Ⅲ章    第Ⅳ章    第Ⅴ章    第Ⅵ章    第Ⅶ章    第Ⅷ章      あとがき
著者略歴
日原傳()
昭和三十四年、山梨県生まれ。昭和五十四年、東大学生俳句会入会。 小佐田哲男、有馬朗人、山口青邨各先生の指導を仰ぐ。平成二年、 有馬朗人主宰「天為」の創刊に参加。句集に『重華』『江湖』『此君』 (第三十二回俳人協会新人賞)、著書に『素十の一句』がある。現在、 「天為」同人・編集顧問。俳人協会会員。日本文藝家協会会員。

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