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内容紹介
◆第六句集
穀象に或る日母船のやうな影

米の害虫だという
小さな虫に
穀象と名付けたことこそが
俳味であり、
俳諧です。
それにあやかって
句集名を『穀象』と名付けました。
(著者)

◆自選十二句より
生きてゐるかぎりの手足山椒魚
みしみしと夕顔の花ひらきけり
穀象に或る日母船のやうな影
水母また骨を探してただよへり
夜光虫の水をのばして見せにけり
極楽も地獄も称へ盆踊
菱の実をたぐり寄せれば水も寄る
ゆきずりのえにしがすべて親鸞忌
冬桜ときどき雲の繫がれり
見慣れたる枯野を今日も眺めけり
目次
穀象 5
水母 25
西日 43
盆 59
半日 77
冬桜 93
氷柱 113
凡人 133
巡礼 153

あとがき
著者略歴
岩淵喜代子(イワブチキヨコ)
1936年10月23日 東京生れ 1976年 「鹿火屋」入会。原裕に師事 1979年 「貂」創刊に参加。川崎展宏に師事 2000年 同人誌「ににん」創刊代表 2001年句集『螢袋に灯をともす』により第一回俳句四季大賞受賞 句集に『朝の椅子』、『硝子の仲間』、『愛の句恋の句 かたはらに』、『噓のやう影のやう』、『白雁』、現代俳句文庫『岩淵喜代子句集』など 共著に連句集『鼎』、『現代俳句の女性たち』など 『現代俳句一〇〇人二〇句』、『鑑賞 女性俳句の世界』(第二巻・第六巻)に作品を寄稿 エッセイ集に『淡彩望』 評伝『頂上の石鼎』埼玉文芸賞評論部門受賞 評論『二冊の鹿火屋』公益社団法人俳人協会評論賞受賞、「鬣」賞受賞 現在「ににん」代表  日本文藝家協会会員 日本ペンクラブ会員  俳人協会会員  現代俳句協会会員

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