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定価:2,970円(2,700円+税)
判型:四六
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内容紹介
◆第二句集
半日を雪解しづくの檻のなか
激しい雪解しずくの音が、本格的な春の到来を告げるかのように思わせる檻。
このように俳句表現の多様化が見られ、独特の句境がさらに広がった。
(帯より・鷹羽狩行)
◆自選十句
銀の川銅の麦畑
そのかみの風吹く夜の牡丹園
教室に投げ出されたる素足かな
ががんぼやカタカナ飛んで来るごとく
庭のもの絡まりあひて秋を待つ
十三夜ことばあたためをりにけり
冬来る懈怠に鞭を入れるべく
着膨れの中は餅肌かも知れず
革ジャンパー脱ぎてやさしきことを言ふ
哀歓の数の毛玉や古セーター
半日を雪解しづくの檻のなか
激しい雪解しずくの音が、本格的な春の到来を告げるかのように思わせる檻。
このように俳句表現の多様化が見られ、独特の句境がさらに広がった。
(帯より・鷹羽狩行)
◆自選十句
銀の川銅の麦畑
そのかみの風吹く夜の牡丹園
教室に投げ出されたる素足かな
ががんぼやカタカナ飛んで来るごとく
庭のもの絡まりあひて秋を待つ
十三夜ことばあたためをりにけり
冬来る懈怠に鞭を入れるべく
着膨れの中は餅肌かも知れず
革ジャンパー脱ぎてやさしきことを言ふ
哀歓の数の毛玉や古セーター
目次
平成十五~十七年 5
平成十八~十九年 47
平成二十~二十一年 79
平成二十二~二十三年 113
平成二十四~二十五年 153
あとがき
平成十八~十九年 47
平成二十~二十一年 79
平成二十二~二十三年 113
平成二十四~二十五年 153
あとがき
著者略歴
西山春文( )
昭和34年 宮城県仙台市生まれ
昭和61年 「狩」入会
平成5年 狩評論賞受賞
平成8年 狩座賞(狩新人賞)受賞
平成9年 狩同人
平成18年 巻狩賞(狩同人賞)受賞
現在 明治大学教授
明治大学リバティアカデミー「俳句大学」講師
俳人協会幹事
日本文藝家協会会員
俳文学会、表現学会等会員
主著 句集『創世記』(本阿弥書店)
『俳句表現は添削に学ぶ-入門から上級まで-』(共著、角川学芸出版)
『美しい日本語 おしゃれ季語辞典』(共著、三省堂)
『新編 日本語表現ガイダンス』(共著、おうふう)
『文章表現ガイダンス』(共著、おうふう)
『吟行・句会必携』(編集協力、角川書店) 他
タイトルヨミ
カナ:
ローマ字:
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