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定価:2,970円(2,700円+税)
判型:四六
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内容紹介
◆第一句集
手鑑の紀貫之を筆はじめ
みちこさんの貫之の筆跡を臨書する姿勢が清々しい。ぼくは句集名を「手鑑」がいいのではないかと著者に呈示した次第。
俳句という文芸は先師の精神を受け継ぐものと思う故にぼくは「手鑑」がなかでみちこの俳句に適うと思ったのである。
(序より・鈴木しげを)
◆自選十句
買初や一刀彫の奈良人形
手鑑の紀貫之を筆はじめ
口紅を差して雛を飾りけり
紙ばかり買うてゐるなり養花天
白薔薇の麥丘人忌修しけり
サンドレス身体泳いでゐるやうな
印泥を練りてゐるなり文化の日
モード誌の膝に重たき夜寒かな
波郷忌の暮れゆく波郷墓前かな
聞香の刻賜りし師走かな
手鑑の紀貫之を筆はじめ
みちこさんの貫之の筆跡を臨書する姿勢が清々しい。ぼくは句集名を「手鑑」がいいのではないかと著者に呈示した次第。
俳句という文芸は先師の精神を受け継ぐものと思う故にぼくは「手鑑」がなかでみちこの俳句に適うと思ったのである。
(序より・鈴木しげを)
◆自選十句
買初や一刀彫の奈良人形
手鑑の紀貫之を筆はじめ
口紅を差して雛を飾りけり
紙ばかり買うてゐるなり養花天
白薔薇の麥丘人忌修しけり
サンドレス身体泳いでゐるやうな
印泥を練りてゐるなり文化の日
モード誌の膝に重たき夜寒かな
波郷忌の暮れゆく波郷墓前かな
聞香の刻賜りし師走かな
目次
序・鈴木しげを
春立つ日 昭和五十九年~平成五年 11
室の花 平成六年~十年 47
友二忌 平成十一年~十五年 77
文月 平成十六年~二十年 105
十夜 平成二十一年~二十三年 139
波郷忌 平成二十四年~二十六年 163
新茶 平成二十七年~二十九年 195
あとがき
春立つ日 昭和五十九年~平成五年 11
室の花 平成六年~十年 47
友二忌 平成十一年~十五年 77
文月 平成十六年~二十年 105
十夜 平成二十一年~二十三年 139
波郷忌 平成二十四年~二十六年 163
新茶 平成二十七年~二十九年 195
あとがき
著者略歴
なかでみちこ( )
昭和8年4月10日 石川県生れ
昭和58年 「鶴」入会
平成元年 「鶴」同人
平成22年 俳人協会会員
平成25年 「鶴」栗羽集同人
平成29年 「鶴」飛鳥集同人
タイトルヨミ
カナ:
ローマ字:
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