近刊検索 デルタ

2018年6月11日発売

ふらんす堂

出版社名ヨミ:フランスドウ

シリーズ自句自解II ベスト100『仁平勝』

シリーズ自句自解Ⅱ
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内容紹介
◆必読入門書
既刊句集より自選ベスト100句に解説をつけた入門書。
代表句が網羅され、それがどのように生まれたか知ることができる魅力的な一書。

入門書としては必須アイテムのシリーズです。


◆収録作品より
追憶はおとなの遊び小鳥来る

じつはこの本を書き進めながら、しばしば追憶に浸っている。途中で読み返してみたら、やたら「子供の頃」という言葉が出てくる。読者は辟易しているだろうが、「おとなの遊び」なのだから仕方ない。
芭蕉に〈さまざまのこと思ひ出す桜かな〉という句があるが、たしかに花見をすると、過去の花見(の頃のできごと)を思い出すことがある。いや「桜」だけでなく、およそ季語には多かれ少なかれ、そういう効用があるのではないか。「小鳥来る」もまた然り。
(『黄金の街』)
目次
自句自解 4
俳句を作る上で大切にしていること 204

初句索引
著者略歴
仁平勝( )
1949年、東京都生まれ。著書に、句集『花盗人』『東京物語』『黄金の街』、評論集『詩的ナショナリズム』『虚子の近代』『秋の暮』『俳句が文学になるとき』(サントリー学芸賞)『俳句のモダン』(山本健吉文学賞)『加藤郁乎論』『俳句の射程』(加藤郁乎賞、俳人協会評論賞)『虚子の読み方』『露地裏の散歩者』、俳句入門書『俳句をつくろう』、アンソロジー『セレクション俳人・仁平勝集』『現代俳句文庫・仁平勝句集』、野球エッセイ『江川卓の抵抗と挑戦』。
タイトルヨミ
カナ:
ローマ字:

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