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定価:2,860円(2,600円+税)
判型:四六
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内容紹介
◆第一句集
潮騒を仄かに聞きて西瓜畑
俳句の基本は「見ること」だと一般に考えられているようだが、耳を澄まして聞く、ということも同じくらい大切である。
(序に代えて・岸本尚毅)
◆自選十五句より
まだ白き富士を窓辺に雛の間
迫り出せる下枝の花やボート漕ぐ
梨の花夜風に傷むことなかれ
庭苔の光の粒や梅雨晴間
空蝉を風のをしへてくれにけり
遊船の水尾月光を長く曳き
手を離れ灯籠波に乗りにけり
椎の実やフランス山を登り来て
十三夜濡るるがごとき屋根瓦
水枕取れたる人に小春かな
潮騒を仄かに聞きて西瓜畑
俳句の基本は「見ること」だと一般に考えられているようだが、耳を澄まして聞く、ということも同じくらい大切である。
(序に代えて・岸本尚毅)
◆自選十五句より
まだ白き富士を窓辺に雛の間
迫り出せる下枝の花やボート漕ぐ
梨の花夜風に傷むことなかれ
庭苔の光の粒や梅雨晴間
空蝉を風のをしへてくれにけり
遊船の水尾月光を長く曳き
手を離れ灯籠波に乗りにけり
椎の実やフランス山を登り来て
十三夜濡るるがごとき屋根瓦
水枕取れたる人に小春かな
著者略歴
高橋香帆( )
タイトルヨミ
カナ:
ローマ字:
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