近刊検索 デルタ

2018年9月25日発売

青弓社

出版社名ヨミ:セイキュウシャ

子どもの人権と学校図書館

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内容紹介
学校図書館こそが、「自分で考え、自分で判断する」権利を保障しながら子どもを育成する教育装置である。子どもたちの人権と学習権、プライバシーを守りながら成長をどのようにサポートするのか、レファレンスサービスほかの重要なポイントを具体的に提言する。
目次
はじめに

第1章 子どもの学習権を保障する学校図書館
 1 「本の中の言葉」がぼくの「味方」に
 2 学校図書館と「教育を受ける権利」(憲法第二十六条)
 3 学習権の保障装置としての学校図書館
 4 学習権と学校図書館――「教育課程の展開に寄与する」と関わり
 5 学習権と学校図書館――「児童生徒の健全な教養を育成する」と関わり
 6 十八歳選挙権と学校図書館

第2章 学校図書館と子どものプライバシー――「貸出記録」を軸に
 1 内心とプライバシー
 2 プライバシーの権利
 3 学校図書館とプライバシー――「貸出記録」との関連
 4 学校図書館とプライバシー――「読書記録」との関連

第3章 学校図書館とレファレンスサービス――子どもの「知りたい」に応えたい
 1 図書館資源の社会的共有――レファレンスサービスの重要性
 2 「調べる」図書館像の希薄さ
 3 レファレンス演習を通じて
 4 レファレンスサービスの種類
 5 質問内容を正確に把握する
 6 レファレンス資料を整備する
 7 コンピューター社会とレファレンス
 8 教師へのレファレンスサービス
 9 レファレンスの「相互協力」について

第4章 「学び方の学び」と学校図書館――「コペル君」、何が正しいかを自ら考え、判断する
 1 「自ら考え、自ら判断する」
 2 「学び方の学び」――学びの質的転換を生み出す
 3 情報の検索、処理技術と結び付いた「学び方」
 4 「学び方を学ぶ」指導としての利用指導――一九八〇年代から
 5 「学ぶ方法を、組織的に学ぶ場」としての学校図書館
 6 「学び方を学ぶ」ための体系表――一九九〇年代から
 7 「学びの過程の重視」――新学習指導要領
著者略歴
渡邊 重夫(ワタナベ シゲオ watanabe shigeo)
北海道学芸大学(現・北海道教育大学)札幌校卒業。藤女子大学教授を経て、現在は北海学園大学などで非常勤講師、全国SLA学校図書館スーパーバイザー。日本図書館情報学会会員、日本図書館研究会会員。日本図書館学会賞受賞(1990年、日本図書館学会)。著書に『学校図書館の可能性――自ら考え、判断できる子どもを育てる』(全国学校図書館協議会)、『学びと育ちを支える学校図書館』『学校図書館の力――司書教諭のための11章』『学校図書館概論』(いずれも勉誠出版)、『学校図書館の対話力――子ども・本・自由』『司書教諭という仕事』『図書館の自由と知る権利』(いずれも青弓社)など。
タイトルヨミ
カナ:コドモノジンケントガッコウトショカン
ローマ字:kodomonojinkentogakkoutoshokan

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを使用しています。

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