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2018年1月10日発売

新評論

絶対平和論 日本は戦ってはならない

日本は戦ってはならない
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内容紹介
私たちは今、とんでもない時代に生きています。日本は明治維新に匹敵する一大転換点にあります。これは日本だけの問題ではなく、世界史の現状の反映でもあり、世界は今、18世紀後半、イギリスの産業革命に始まる資本主義が終わろうとする、これまた大変革の時代を迎えています。
 それなのに、そのことに気づかずに現在の生活になんとなく満足し、現状をこのままにしておきたいと望む人が多いのは、どうしてでしょうか。
 私がこの『絶対平和論』で、読者、とりわけ若い世代の読者にどうしても伝えたかったのは、日本はこのまま行けばかならず滅びるということ、なぜなら、現在の日本の政・財・官の指導者は後世、つまり自分たちのあとの世代を平然と犠牲にして国を動かしているからです。
 北朝鮮ミサイルに対するJアラート(全国瞬時警報システム)はお笑い種ですが、私は、危機に煽り立てられることなく、読者には、今まで見ていなかった自分の身の回りの現実をしっかり見据えてほしいと心から願っています。
 アメリカにベッタリくっついて、ひたすらその言いなりに動く日本は、かならず戦争に巻き込まれます。若者は兵隊にされます。そんな馬鹿な、徴兵制などありえないと考えてはいけません。アメリカの例を見ればわかります。成り行きで経済的徴兵制の流れが生まれ、それに気づいたときはもう遅いのです。
 明治維新以来、日本はどのような道筋を経て、現在の状況に至ったのか、みな断片的には知っているつもりのことを、一つの大きなストーリーとしてとらえ、なるほどと納得のいく形で理解できるような仕組みで、この本は書かれています。
(北海道大学名誉教授、現代フランス思想専攻/きくち・まさみ)
著者略歴
菊地昌実(キクチマサミ)
1938年生まれ。東京大学大学院(比較文化・比較文学)修士課程修了。近代化の歴史、特に欧州と日本の比較に深い関心を抱いている。著訳書に『漱石の孤独』、J=F・ルヴェル他『僧侶と哲学者』(共訳)、M・リカール他『掌の中の無限』、J・ブリクモン『人道的帝国主義』、C・ラヴァル『経済人間』など。

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを使用しています。

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