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2018年3月9日発売

築地書館

日本の山と海岸

成り立ちから楽しむ自然景観
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内容紹介
山や海岸の成り立ちがわかれば、
登山や観光の楽しみ倍増!

3000メートル級の山々、急流河川、深い渓谷、変化に富んだ海岸線……
狭い日本列島の多様な自然景観。
北海道から沖縄までのおもな景勝地を、
山や海岸をつくっている岩石や地質など、地学の観点から解説する。
目次
はじめに

日本の山の景観と自然

弧状列島としての日本
山の自然と景観
 火山―噴出物がいろいろな地形をつくる
 日本アルプス
 山の植生
 山がおもな対象の国立公園、国定公園
東北地方の山
 東北地方の火山帯と火山列
 グリーンタフ地域―海底で噴出し変成・変質作用をうけた火山物質がでている地域
 北上山地と南北に接する蛇紋岩の早池峰山
 阿武隈山地―白亜紀の花崗岩でできたなだらかな高原
フォッサマグナ地域の山
 南部フォッサマグナ―伊豆・小笠原弧が本州弧に衝突してできた
 北部フォッサマグナ―東縁はどこか?
 新第三紀層の基盤山地(八溝、足尾、飯豊、越後、関東山地)
中部地方の火山
 第一列の火山―フロント側の火山
 第二列の火山
 いわゆる富士火山帯
 中央構造線の屈曲部に居すわった感じの八ヶ岳火山群
 信越国境の火山群―第三列の火山?
 中部地方の火山の謎
 古く、浸食の進んだ奥信越の火山群
新潟県の山
 飯豊、朝日連峰―東北アルプス
 谷川連峰―西の山稜に1400万年前の枕状溶岩が
 その他の地域
北海道の山
 火山―カルデラが多く景観に恵まれている
 日高山地
西日本の山
 非火山性の山
 火山―深成複合岩体と花崗岩類
 中国地方の火山
 九州の火山
 プレートの沈み込みと九州の火山
 なぜ九州に大きなカルデラができたのか
 九州のいわゆるグリーンタフ
渓谷、峡谷の景観
《コラム》山岳信仰と宗教

日本列島とまわりの海

日本海はどのようにしてできたのか
 大陸とつながったり離れたりした、第四紀時代の日本
 縄文・弥生時代
 海を通して大陸との交流
海岸の自然と景観
 海岸平野と砂丘―川が運ぶ土砂がつくる
 岩石海岸―日本の海岸の70パーセントを占める
 日本三景は海の景観
 海岸が対象の国立公園、国定公園
地形と地質からみた日本の岩石海岸
オホーツク海側の海岸
東日本の太平洋側の海岸
 北海道の太平洋側の海岸
 東北日本の太平洋側の海岸
 房総半島の海岸
 伊豆半島の海岸と伊豆諸島
西日本の太平洋側の海岸
 紀伊半島の海岸
 四国から南九州の海岸
西南日本の地質構造
南西諸島
瀬戸内海の海岸
日本海側の海岸
 北海道の西海岸と島々
 津軽半島から佐渡島まで
 能登半島から若狭湾まで
 丹後半島から隠岐諸島
 山口県や北九州の海岸
東シナ海側の海岸
 有明海

おわりに

参考図書、その他の参考資料、参考・引用文献
付表1 世界・日本ジオパークと国立・国定公園
付表2 岩石の分類
付表3 地質年代表
索引(巻末よりi)
著者略歴
島津 光夫(シマヅ ミツオ)
1926年、岩手県一関市生まれ。 1951年、東北大学理学部岩石鉱物鉱床学科卒業。 東北大学理学部助手、工業技術院地質調査所技官を経て、 1964年より新潟大学理学部助教授、1970年より教授。 1991年に新潟大学退職後、同年、県立新潟女子短期大学学長に就任。1997年退職。 理学博士。専門は岩石学、鉱床学。 地質調査所勤務時代に5万分の1地質図幅「陸中野田」「田老」「気仙沼」を、 1993年に5万分の1地質図幅「苗場山地域の地質」を仲間とともに作成した。 日本全国、また東北アジアの各地を調査や見学で訪れた。 なかでも苗場山を含む秋山郷は現役時代の最後のフィールドで、 苗場山麓ジオパークづくりに協力したところでもあり、愛着を感じている。 フィールドを歩き、露頭を観察し、採集した岩石の薄片を顕微鏡で観察するのが研究の楽しみの一つだ。 研究対象は硬い岩石であるが、それは美しい自然の一部である。 なぜ健康長寿かとよく聞かれるが、フィールド、自然の中を歩きまわったから、と答えている。

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