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2018年1月12日発売

太郎次郎社エディタス

出版社名ヨミ:タロウジロウシャエディタス

ぼくたちは見た[DVD]ライブラリー版

ガザ・サムニ家の子どもたち
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内容紹介
1400人という多くの犠牲を出した、2008年から09年にかけてのイスラエル軍によるパレスチナ・ガザ地区への攻撃。本作の監督であるジャーナリスト・古居みずえは、攻撃直後に現地に入り、300人以上の子どもたちが犠牲になっていたことに大きなショックを受け取材を始める。ガザ南部の農業地帯ゼイトゥーンに住むサムニ家の子どもたちは、一族が一度に29人も殺されるという、過酷な事件を経験していた。古居みずえのカメラは、家族を失いながらも、懸命に生きる子どもたちの生活を静かに見守り、彼らの心の傷と変化を写し出す。20年以上パレスチナに通い続けてきた古居みずえだからこそ描きだせた、事件の後の“真実”。それに触れることは、瞬間的に消費される情報が飛び交う中で、「世界を理解するために知るべきことは何か?」を示してくれるだろう。

親を亡くし、家も学校も破壊された子どもたち。しかし、ガザにはストリートチルドレンは存在しない。親を失い、兄弟を失っても、兄弟姉妹、いとこ、おじさん、おばさん、おばあさんといった大家族が彼らを引き取り、新しい家族としての“絆”を深めてゆく。封鎖されたガザでは、物資も少なく、日々の食事の支度もままならない。それでも、家族で食卓を囲み、瓦礫のあとで遊びながら、子どもたちはたくましく生きていく。子供たちの証言から垣間見られるもの、それは“生きる力”“人間力”だ。なぜ国や人種、宗教が違うのに、子供の持つ“生きる(いきようとする)力”は見る者の胸を打つのか。古居みずえは特に日本に住む同世代の子どもたちや、子を持つ親の世代に見てほしいをと切望する。きっと、同じ星に生まれた彼らの姿は、今の日本に住む私たちの心にも響き、これからの世界を変えるきっかけを作ってくれる。
目次
本編86分+特典映像:再訪・ガザ2012年秋 9分
封入特典:作品解説リーフレット

ライブラリー版許諾条項[個人・団体貸出][館内視聴・館内上映]
著者略歴
古居 みずえ(フルイ ミズエ furui mizue)
1948年島根県生まれ。 アジアプレス所属。 日本ビジュアル・ジャーナリスト協会(JVJA)会員。 1988年よりイスラエル占領地を訪れ、 パレスチナ人による抵抗運動・インティファーダを取材。 特に女性や子どもたちに焦点をあて、取材活動を続けている。 他にもインドネシア、アフガニスタン、アフリカの子どもたちを取材。 新聞、雑誌、テレビなどで発表。 2007年、映画『ガーダ パレスチナの詩』制作。 第6回石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞受賞。 2011年、映画『ぼくたちは見た ガザ・サムニ家の子どもたち』制作。 坐・高円寺ドキュメンタリー大賞受賞。 2016年、映画『飯舘村の母ちゃんたち 土とともに』制作。 <著書> 『インティファーダの女たち パレスチナ被占領地を行く』(彩流社)増補版 『ガーダ 女たちのパレスチナ』(岩波書店) 『ぼくたちは見た ガザ・サムニ家の子どもたち』(彩流社) 『パレスチナ 戦火の中の子どもたち』(岩波ブックレット・岩波書店) <写真集>『瓦礫の中の女たち』(岩波書店)
タイトルヨミ
カナ:ボクタチハミタ
ローマ字:bokutachihamita

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