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2017年12月6日発売

北海道大学出版会

出版社名ヨミ:ホッカイドウダイガクシュッパンカイ

ボーダーツーリズム 観光で地域をつくる

観光で地域をつくる
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内容紹介
国境は行き止まりではない。国境や境界地域の暗いイメージをどう打ち破るか。対馬・釜山、稚内・サハリン、八重山・台湾……。国境地域を見て、感じて、学ぶことがツーリズムになる。国境や境界を資源ととらえ、観光で地域の発展や振興を展望する、境界研究者たちの試み。
目次
はしがき

ボーダーツーリズム企画一覧

序 章  誕生秘話……………………………………………岩下明裕
【コラム】端っこ? とんでもない(刀祢館正明)
     ボーダー体験から見えるもの(木村崇)

第一章  福岡・対馬と釜山をつなぐ………………………花松泰倫
【コラム】「国境の島」で暮らす(財部能成)
     ウィンウィンの関係を目指して(武末祥人)
     済州島と五島を結ぶ(久保実)

第二章  サハリン・稚内からオホーツクを結ぶ…………高田喜博
【コラム】稚内におけるボーダーツーリズム(斉藤譲一)
     「国境のまち」で暮らす(三谷将)
     15年前からボーダーツーリズム(米田正博)

第三章  沖縄・八重山と台湾への挑戦……………………島田 龍
【コラム】与那国・花蓮チャーター便の想い出(加峯隆義)
     石垣島に来る時はパスポートを(小笹俊太郎)

第四章  小笠原断章――国境を想像する
【コラム】標準語になった小笠原方言(延島冬生)

第五章  ボーダーツーリズムが問いかけるもの…………古川浩司
【コラム】北方領土での共同経済活動とボーダーツーリズム
                        (本間浩昭)
     根室市と北方領土の新たな交流を考える(松崎誉)
     「国境に行く」をデザインしよう(田中輝美)

座談会――旅づくりの舞台裏
【コラム】ボーダー・国境という観光素材(伊豆芳人)
     ツアー添乗と今後の展望について(川上朋来)

あとがき――日本でボーダーツーリズムがいかに生まれたか
著者略歴
岩下 明裕(イワシタ アキヒロ iwashita akihiro)
北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター教授/九州大学アジア太平洋未来研究センター教授 主な研究分野はボーダースタディーズ
花松 泰倫(ハナマツ ヤスノリ hanamatsu yasunori)
九州大学持続可能な社会のための決断科学センター講師 専門は国境学、ボーダーツーリズム
高田 喜博(タカダ ヨシヒロ takada yoshihiro)
北海道国際交流・協力総合センター(ハイエック)上席研究員 専門は地域国際交流、北東アジア研究
島田 龍(シマダ リュウ shimada ryuu)
九州経済調査協会研究主査 主な研究分野は観光振興、離島振興
古川 浩司(フルカワ コウジ furukawa kouji)
中京大学法学部教授 主な研究分野は日本の境界地域論
山上 博信(ヤマガミ ヒロノブ yamagami hironobu)
国境地域研究センター理事 主な研究分野は島嶼学
斉藤 マサヨシ(サイトウ マサヨシ saitou masayoshi)
写真家 特にサハリンに詳しい
タイトルヨミ
カナ:ボーダーツーリズム
ローマ字:boodaatsuurizumu

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを使用しています。

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