近刊検索 デルタ

2018年4月5日発売

めるくまーる

出版社名ヨミ:メルクマール

加納大尉夫人/オンバコのトク

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内容紹介
昭和39年「文学界」に発表された「加納大尉夫人」は、日米戦争が始まる直前から終戦までの間、海軍大尉と婚約、結婚した関西の裕福な令嬢が夫との暮らしとその戦死、新しい命の誕生に直面して、喜びと悲しみに翻弄される5年間を描く。
昭和56年「小説新潮」に掲載された「オンバコのトク」は、北海道の片田舎に生きた一人の男の物語である。野の繁みで生まれたその男トクは知的な能力に劣りながら、不満や怒りを知らず、与えられた生を誠実かつ強かに生きていた。功利や損得に迷わされることなく、天与の性に従って自然自在に生きる人間のプリミティブな活力と悲哀を簡潔で力強い文体で描く。
目次
はじめに
加納大尉夫人
オンバコのトク
著者略歴
佐藤 愛子(サトウ アイコ satou aiko)
大正12年大阪生まれ。父は作家佐藤紅緑、詩人サトウハチローは異母兄。昭和44年「戦いすんで日が暮れて」で直木賞受賞。その一方で世相・風俗を痛烈な批評性と自在な文章で斬るエッセイも人気を博す。昭和54年『幸福の絵』で女流文学賞受賞。平成12年には、佐藤家の荒ぶる魂を冷徹な作家の眼で描いた大作『血脈』が菊池寛賞を受賞した。近作に二度目の結婚生活を回想し、夫だった男の人間性をたずねて鎮魂の思いを刻んだ『晩鐘』がある。
タイトルヨミ
カナ:カノウダイイフジン オンバコノトク
ローマ字:kanoudaiifujin onbakonotoku

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