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定価:1,980円(1,800円+税)
判型:四六
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内容紹介
新型コロナの感染拡大は、2022年7月には第7波、12月には第8波を迎えた。ウィズコロナにはほど遠い状況の中、感染者が自主検査をすることや、全数把握が見直された。日本社会は、新型コロナと向き合うことをやめるのか。本企画では、コロナ禍の社会を定点観測する。
目次
斎藤環 ウィズコロナ時代の日本の選択とは/雨宮処凛 貧困の現場から見えてきたもの 6/今岡直之 賃労働と家族からの自由を求めて/上野千鶴子 失敗から何を学ぶか?/工藤千夏 コロナ禍の高校演劇/斎藤美奈子 コロナとテレビドラマ、その関係をめぐる二年半/CDB 感染を抱きしめて/辛酸なめ子 コロナ禍中脱力ニュース(2022年後半)/武田砂鉄 アベノマスク論 フォーエヴァー/仲正昌樹 コロナ禍と哲学 6/前川喜平 異常が日常化した「コロナ世代」/松尾匡 『コロナショック・ドクトリン』後のコロナショック・ドクトリン/丸川哲史 コロナ禍と東アジア(ポスト)冷戦 6/森達也 道に迷い、行きつ戻りつ、前に進む/安田浩一 切り捨てられる外国人労働者
著者略歴
森達也(モリタツヤ moritatsuya)
森 達也(もり・たつや) 1956年、広島県生まれ。ディレクターとして、テレビ・ドキュメンタリー作品を多く製作。98年オウム真理教の荒木浩を主人公とするドキュメンタリー映画『A』を公開、ベルリン映画祭に正式招待され、海外でも高い評価を受ける。2001年映画『A2』を公開し、山形国際ドキュメンタリー映画祭で特別賞・市民賞を受賞する。11年『A3』(上下巻、集英社文庫)で講談社ノンフィクション賞を受賞。現在は映像・活字双方から独自世界を構築している。16年に映画『FAKE』、19年に映画『i-新聞記者ドキュメント-』で話題を博す。著書に『死刑』(角川文庫)、『「自分の子どもが殺されても同じことが言えるのか」と叫ぶ人に訊きたい』(ダイヤモンド社)、『ニュースの深き欲望』(朝日新書)、『虐殺のスイッチ』(出版芸術社)など多数。
タイトルヨミ
カナ:テイテンカンソク シンガタコロナウイルストワタシタチノシャカイ ニセンニジュウニネンコウハン
ローマ字:teitenkansoku shingatakoronauirusutowatashitachinoshakai nisennijuuninenkouhan
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