近刊検索 デルタ

2017年9月7日発売

左右社

出版社名ヨミ:サユウシャ

メイキング 人類学・考古学・芸術・建築

人類学・考古学・芸術・建築
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内容紹介
線を引くとき、ひもを綯うとき、凧をあげるとき、建物を建てるとき。
わたしたちはいつだって、世界と手で対話し、応答しながら生きている。
すべての〈つくるひと〉に送る『ラインズ 線の文化史』につづく待望の邦訳第2弾!

人類学と考古学、芸術、そして建築。
これら4つのAをすべて、世界を探究する技術として捉えなおしたならば、どんな風景が広がるだろう。石器を試作し、浜辺を歩き、ある一体の彫像を1週間観察する。そんな授業を続けてきたインゴルドが送る、文化人類学の冒険の書!


チェリスト・ロストロポーヴィチに弟子入りすることと、〈参与観察〉はどう違うのか?
フランスからアフリカまで、広く産出する石斧が、ほとんど同じ形状をしているのはなぜか?
ゴチック建築の傑作、シャルトル大聖堂は、設計図なしにどうやってつくられたのか?
デザインがあってプロダクトがある。では生物は〈デザイン〉されているのか?
この物質世界のなかで、生きているとはどういうことか? それは風に吹かれる凧とどう違うのか?

無数の刺激的な問いから、インゴルドは人間の根本的な条件と可能性を見つけだす。
知るのではない、狩人になるのだ――。
『メイキング』とともに過したものだけが、その意味を知る!
目次
序文、および謝辞
第一章 内側から知ること
第二章 生命の素材
第三章 石斧をつくること
第四章 家を建てること
第五章 明視の時計職人
第六章 円形のマウンドと大地の空
第七章 流れる身体
第八章 手は語る
第九章 線を描く
訳者あとがき
文献一覧
索引
著者略歴
ティム・インゴルド(ティム インゴルド timu ingorudo)
1948年英国バークシャー州レディング生まれ。社会人類学者、アバディーン大学教授。人間と動物、進化という概念、人間にとっての環境の意味など、従来の文化人類学の枠組みを大きく越える思索をつづけ、世界的に注目されている。主著に『ラインズ 線の文化史』のほかにBeing Alive: Essays on Movement, Knowledge and Description, 2011(邦訳刊行予定)など多数。
タイトルヨミ
カナ:メイキング
ローマ字:meikingu

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを使用しています。

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