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2018年6月26日発売

アルテスパブリッシング

未来の人材は「音楽」で育てる

世界をひらく5つのリベラルアーツ・マインド
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内容紹介
バッハ、モーツァルト、ショパン、ドビュッシー、バルトーク、ストラヴィンスキーなど大作曲家の生涯から、未来の人材に必要な5つの精神を学ぶ。

1)多様性から新しいヴィジョンを生み出す人──身近な多様性に気づき、グローバルに活かす
 【バルトーク、ストラヴィンスキー】
2)ソーシャルなマインドをもつ人──互恵社会のなかで、ともに創造する
 【リスト、メンデルスゾーン】
3)レジリエンスの精神をもつ人──複数の視点で物事を柔軟にとらえる
 【プーランク、ラヴェル、ショスタコーヴィチ】
4)フロンティアとして道を創る人──普遍的な原理を新しい時代に活かす
 【J.S.バッハ、ドビュッシー】
5)生命・宇宙のサイクルを感じとる人──見えない気や感情を察知する
 【ショパン、モーツァルト、ヒルデガルト・フォン・ビンゲン】

各国の先進的な教育の事例も多数紹介!
・フォルマシオン・ミュジカル(フランス)
・創造力ワークショップ(イギリス)
・PISA新指標(OECD=経済協力開発機構)
・次世代グローバル・リーダー教育(オーストリア)
・2020年度大学入試改革(日本) ほか

ベストセラー『ハーバード大学は「音楽」で人を育てる』の著者による待望の第2弾!
目次
はじめに──未来世代に求められる五つのマインド

第1章 多様性から新しいビジョンを生み出す人

世界は多様性に満ちている

【創造者に学ぶ】
 ●身近な多様性に気づく──バルトーク
 ・身近にある多様性を発見する
 ・人間の営みを一つ一つ再現するように
 ・自分の周囲にも積極的に目を向ける
 ・わずかな違いに目を向けて
 ・起源を掘り起こし、見えてくる時代の流れ
 ・自然と人間を愛した人だからこそ
 ●多様性を組み合わせる──ストラヴィンスキー
 ・膨大なインプットから、ある日ふと着想
 ・多様な素材を組み合わせて、新しい世界観
 ・すべての動機は愛

まとめ──多様性を活かす大きなビジョン

【現代の教育にどう活かす?】
 ●子供のころから音楽で学ぶ多様性──フランスの聴音教材
 ●音楽の解釈にも多様性がある──エリザベート王妃国際コンクール
 ●自分×他者の創造力をかけ合わせる──英国の創造力ワークショップ
 ●多分野を組み合わせた学際的研究──フランスの研究大学

第2章 ソーシャルなマインドをもつ人

互恵社会の中で繋がり、共に創っていく

【創造者に学ぶ】
 ●自分・相手・社会をつなぐ──リスト
 ・早熟の天才が気づいた社会的使命は
 ・後進の育成、その影響はロシアやフランスまで
 ・近代への足掛かりを作った先駆者として
 ●過去・現在・未来をつなぐ──メンデルスゾーン
 ・リベラルアーツ教育の体現者が、バッハを復興
 ・公正な眼で、眠れる資源を発見

まとめ──自分というミクロの存在を、マクロの世界に見出す

【現代の教育にどう活かす?】
 ●未来を共に創るグループワーク──アンサンブル教育
 ●人々の心をつなげる欧州の音楽祭──ザルツブルグ、ルツェルン、ドレスデン
 ●音楽で国境を越える──イスラエルとパレスチナ、韓国と北朝鮮

第3章 レジリエンスの精神をもつ人

物の見方を柔軟にする

【創造者に学ぶ】
 ●二つの視点から物事を見る──プーランク
 ・ブルジョワと庶民、聖と俗の間で
 ・二つの視点から見た世界観
 ●想像を自由にめぐらせる──ラヴェル
 ・鏡に映る「もう一人の自分」に問いかけるように
 ・現実と幻影の間で、自我と超自我の間で
 ・超現実の世界を探求して
 ・覚醒した眼で、もう一人の自己と戯れる
 ・芸術行為としての遊び
 ●冷静に観察し、しなやかにはねのける──ショスタコーヴィチ

まとめ──柔軟かつ冷静に受けとめる力

【現代の教育にどう活かす?】
 ●一つのテーマから、想像を広げる──ルーブル美術館鑑賞コース
 ●複数の問いから、一つの文脈を読み解く
  ──二〇二〇年度大学入試改革、フランスの教科書
 ●より広い土壌で音楽を学ぶ──青山学院大学比較芸術学科

第4章 フロンティアとして道を創る人

普遍的な原理を知り、新しい時代に活かす

【創造者に学ぶ】
 ●技法を汎用化し、精神を普遍化する──J・S・バッハ
 ・研究と実践を繰り返して創造へ
 ・全ての調性をコンプリート
 ・技法の汎用性、精神の普遍性を求めて
 ・時を超えるバッハの自由精神
 ●身体感覚で未知の世界を開拓する──ドビュッシー
 ・型破りか、独創的か
 ・対象の深層に入り込むと、境界線が消える
 ・内なる衝動、生命の律動に共鳴して

まとめ──限定的なルールより、普遍的な原理を

【現代の教育にどう活かす?】
 ●既存の技法をもって新しい表現を──パリ国立高等音楽院
 ●音楽で次世代リーダーを育てる──ザルツブルグ・グローバルセミナー

第5章 生命・宇宙のサイクルを感じ取る人

見えない気や感情を察知する

【創造者に学ぶ】
 ●感情を深く受けとめて表現する──ショパン
 ・心の声を聞く、見えない思いを表現する
 ・音楽が伝える、心の奥にある想い
 ・絶え間なく湧き出る楽想は、心のゆらぎか
 ●あらゆる人間や自然に目を向ける──モーツァルト
 ・何気ない日常から、世界の真理を見通す
 ・本当の財産は頭の中に
 ・愛し、愛され、愛され続けて
 ●天・地・人を調和させる──フォン・ビンゲン
 ・人類の枠組みを超えて
 ・天界・自然・人間を調和させるために
 ・天球に音を感じる
 ・音楽が宇宙とつながるという神秘

まとめ──すべては感じる&観じる力から

【現代の教育にどう活かす?】
 ●子どもに伝えたい様々な感情表現──フランスの音楽絵本
 ●身体を動かして世界の音を感じ取る──リトミック教育
コラム
 ●音楽も学ぶ? 音楽で学ぶ?──今アメリカの大学では
  アメリカの総合大学で学ばれている音楽科目例

おわりに
著者略歴
菅野 恵理子(スガノ エリコ)
音楽ジャーナリストとして国際コンクールや海外音楽教育の取材・調査研究を手がけ、『海外の音楽教育ライブリポート』を長期連載中(ピティナHP)。また音楽で人の可能性を広げ、音楽と社会をつなげることをテーマに、調査研究、講演、メディア出演、雑誌寄稿などを行っている。著書に『ハーバードは「音楽」で人を育てる──21世紀の教養を創るアメリカのリベラル・アーツ教育』(アルテスパブリッシング、2015)、インタビュー集『生徒を伸ばす! ピアノ教材大研究』(ヤマハミュージックメディア、2013)がある。上智大学外国語学部卒業。在学中に英ランカスター大学へ交換留学し、社会学を学ぶ。全日本ピアノ指導者協会勤務を経て現職。同研究会員、マレーシア・ショパン協会アソシエイトメンバー。

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを使用しています。

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